ギンナン収穫で思う事 マカピーの日々 #1311
マカピーです。
一年ぶりのギンナン拾いをしました。もちろん食べるためです!
朝の散歩では半年ぶりにイチョウの木のある公園に行って見ました。
毎年ここでギンナンの実を拾うのですが、今年は時期も遅れたので果たしてあるかしら?
落ち葉と一緒にゴミ処理しちゃうことがあるから心配でした。
一面の黄色い落ち葉をよけると、あったあった。
よしこれなら行けると、一旦家に帰って自転車に手袋とビニル袋を持って戻ってきました。
さて、しゃがんで一つ一つ拾いながらの作業の効率の悪い事に改めて気づきました。
もう少しさっさと収穫作業を進められないものかしら?
手袋した手でイチョウの葉を払いのけると、半分地面に埋まったような形の実が沢山あります。
これを一つ一つつまみ上げていたのですが、手の指を熊手状にして土に埋まっているものも掻きよせるようにしました。
おお、この方が早く集まるぞ。
結局家に帰ってからゴミは分ければいいので大雑把にやると、瞬く間にビニル袋を一杯にすることが出来ました。
それを持ち帰り、廃車が決まったR2の後ろの縁石に腰かけ仕分け作業をすることにしました。
寒いので炊事用のゴム手袋の下に薄い手袋をして、ギンナンの実を剝くのでした。
大概は果汁たっぷりの実を指で絞れば、種がピュンと出ます。
それを洗面器に入れてゆきますが、葉や割れて腐った実など、ゴミが多いので選別してゆきます。
それから人が踏みつけて半分実が出てしまった種は半乾燥しているのでとても種と果肉を剥がしにくいのです。
2時間ほどかけてようやく洗面器いっぱいの種(ギンナン)が採れました。
ううう、腰が痛い!
その後流しで、水洗して軒下のコンクリートの上に広げ乾燥させます。
そして後片付けもして家に戻ったのですが、どうもマカピー自身が臭いのです。
そうです、ギンナンのあの臭いです!
手袋をしてはいたのですが、どうも体にまとわりついて困ります。
美味しいものは手間がかかります。
ましてや、これだけの量ながら一切タダですからね(笑)
さて、マカピーがいる間にどれだけ食べるかな?
隣夫さんの奥さんやハーさんたち近所にもおすそ分けしようかしら?
本格的にやればこの数倍を処理することが出来ますが、滞在期間も短いし、商売ではないのでこのあたりが適当でしょう。
それに種の粒が小さいんです。
そうなんです、マレーシアのサバ州でもギンナンの種が売ってるんです。
最近は、ちょっとしたスーパーにはゴボウやウドまであって一体誰が食べるのかしらっていぶかしく思う事があります。
マニラに住んでいた頃はルソン島中央高原のバギオからそうした日本野菜が売られていて高級だったのを思い出しました。
もちろん、今のはすべて中国産ですよ!
和食が注目されているのですからもっともっと日本の野菜や果物を輸出してもいいと思うのに、日本の輸出力はどうも弱いですね。
果物なんかも、リンゴやカキも中国産や韓国産が多いんです。
しかもパッケージには不思議な日本語が書いてあるけど、ちゃんと見ると日本産では無いのよね!
例えばコンニャクゼリーが売っていて「コンニャク」ってカタカナで書いてあるパッケージなんかもあるのですが、外国産で成分表示を見るとカラギーナンという増粘多糖類原料が使われています。
決してコンニャクじゃなくて、海藻からとった成分なんですよ。
おそらく、日本のゼリー製品もこのカラギーナンが使われている事でしょう。
もっとも表示は増粘多糖類ってありますけど(笑)
手作業でギンナンの処理をしながらいろいろ考えました。
外では長らくいたのですが、どうも寒いのよりも暑い方がマカピーに向いているような気がします。
そうだ、早くサバに帰ろう!(笑)
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。その臭いって糞臭いってこと?
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