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「頑張る」は売りにならない マカピーの日々 #1079

マカピーです。
選挙カーが連呼する「ワタクシ、○○はがんばります!」ってどうよ?

昨日、マカピーは市議会議員選挙の期日前投票を済ませてきました。


もちろん結果は4月23日の投票締め切り後の開票後ですが、気持ちとしては「投票」をしたので、パッと選挙への関心はなくなるかと思ったら、意外にもそうではなくあれこれ考える機会になったのです。

例えば、以前は市内をくまなく巡回して立候補者名を連呼する選挙カーなど、「うるさいなあ」迷惑千万と思っていたのです。

それが一昨日、マカピー妻と義母と買い物帰りに交差点で選挙カーの通過を待っていると、「歩行の御迷惑をおかけして申し訳ありません」と実況中継する女性議員候補が乗る車が交差点を過ぎて停まったのでした。

やばい、握手しに降りてくるぞ!


身構

チーターは「噓つき」ではありません(笑)

えるマカピーの横で、マカピー妻が候補者に素早くジャブをかましたのでした。

マカピー妻:「あの、選挙公約とかありますか?」
候補者:「ただいま、切らせておりまして申し訳ありません」
マカピー妻:「ご自分の名前を売り込むのは分かるんですが、一体アナタの選挙公約がなんだかよく分からないんです」
候補者:「市のホームページの広報にもありますし、印刷物はスーパーなどにもあるのですが見ていらっしゃいませんか?」
マカピー妻:「あ、そうですか。選挙ポスターを見ても何をしたいのか分からない候補者が多いので聞いてみたんです」
候補者:「そうですね。貴重なご意見ありがとうございます。気を付けてお帰り下さい」

何と、この候補者は車に乗り込むと早速自分のこれまでの実績と公約を語り始めたのです。

マカピー妻:「ナルホド彼女は出来る候補者ね!選挙ポスターの写真が10歳以上若い頃の写真を使っていて本人とは気づかなかったけど」


リクガメは泳げません

確かにマカピー妻が言うように「郷土愛」「がんばる」「学歴や肩書き」をひけらかしている候補者や政党公認候補の「社是」のような型にはまった公約には興味が湧かないじゃないですか!

だって、市議になったら「全身全霊で打ち込む」って当たり前すぎる話だし、どこかの国会議員のように政務もせずに海外に行ったきりになって問題になっている例は極端にしても、「議員がいなくたって市政は職員が回してるでしょう」って「政治家無しでOK]って一般の人が思っている現状があるのです。

これじゃあ投票率が上がらないのも納得するのでした。

ところで、先の神奈川県の知事選挙では白紙投票が多かったと聞きました。

投票しても「無効投票」になる白紙のままの意味は「投票はするけど、不満なんですよね」という意思表示ですね。

選挙では「勝てば官軍、負ければ賊軍」的に白黒がハッキリしているがゆえに選挙違反ギリギリの行為が見られます。

海外の選挙の様子を見ても、同様で「票を買う」ために接待合戦が繰り広げられ、選挙区の投票者もこの時ぞとばかりにそれにたかるのでした。

実はマカピー祖父も村長選に出馬して、対立候補無しで「無投票」が決まる直前に選挙対策本部長格の一人が対抗馬として選挙戦となりマカピー祖父は接戦の末、落選。


ホロホロチョウって美味しいんですよ!

マカピーの家は現金どころか、毎日の炊き出しなどでは米味噌醤油に煮炊きする薪(たきぎ)さえ無くなったと母から聞かされました。

で、ちょうど祖父が落選したころにマカピーが誕生したですって!

選挙で金を使い果たし、何とか父の実家(父は婿養子)から借金できたので、田畑を売らないまでもその後幾年かは祖父と父は「冬場の出稼ぎ」に群馬県各地を転々としたそうです。

「選挙」になるといろいろ思い出すことがありますね。

と、書きながら気づくことがありました。

あれ?マカピーも自己紹介の時に、選挙候補者の「響かないメッセージ」と同じことをしていなかったっけ?ヤバヤバ!


シマウマって白地に黒縞ですか、それとも黒地に白縞ですか?



マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。あなたが市議になったら何をします?


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