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おまけの人生 マカピーの日々 #1317

マカピーです。
そうだ、つまり「おまけ」なんだよね!

マカピー妻の弟、つまりは義弟と飲みながら年金について話して思ったことがありました。

彼とは帰国後義父母宅でチラッと会ったきりでしたが、昨日図書館帰りに自宅で干した布団を取り込んでいたので声をかけたんです。

彼はマカピー妻が外出中と聞いて

「じゃあ、30分したらそちらに行きますね」

彼の家とマカピーの家はたった200mくらいしか離れていないんです。

久々の男二人だけの会話は、急の集まりで手料理もない飲みが中心のものでした。


じゃあ、ギンナンでも煎って食べよう!


義弟が「長く生きていると同級生や元同僚だとか段々数が減って行く」というのです。

そりゃ、減る一方で増えたら怖いですけど(笑)

すると一流企業?で沢山納めていたにもかかわらず、年金をもらう前に人生を終えてしまう人がいるわけです。

もっとも、残された人が負担少なくて余生を生きることが出来るシステムが「年金」なんだって事に気づかされる訳です。

そうだ、アイツの分まで生きてやろう!

もちろん勤続年数や給与額によって年金額が決まるので一律ではありませんが年金制度って優れているなあってお互いに再認識したのでした。


で、早く死んでしまった人って保険をかけ損だったんでしょうか?


木枯らしにも負けず!

それはそういう社会システムを作った日本という国だったからです。

北欧諸国の様に社会保障が充実している国もありますが、多くの国でここまでやってくれるところって少ないんです。

老齢になって仕事が出来なくなった時のために自分で稼いで貯めておくか、子供の家族に養ってもらう手段を選ぶわけです。

途上国と呼ばれる国で「子沢山」家族がいますが、それは年金制度の代わりのシステムと言うか補償のためと言えるようです。


信州のリンゴと群馬の柿です

と考え進めると、日本人の年金生活の人生って「おまけ」だったのかなあ。

マカピーも義弟もその年齢に達していませんが、子育ても終わり子供たちが自立したら、残されているのは「おまけ」の時間、つまりもっと自由に生きられる選択をした方が良いのじゃないかなあって思うのでした。

義弟も前職を定年退職すると、ある会社に移籍して「前職より忙しい」毎日を過ごしているというのです。更に

「次は65歳になったら、体調が悪くなければ更に別の会社に行くだろうな。だって家に居たって何もすることないんだもの」

「旅行とか、趣味で何かするってあるの?」

「そういうのって興味ないんだ。妻はオレがたまに家に居るとイライラするんだって。オレもその方が楽だし。『旦那元気で留守が良い』でいいんじゃない?」

「ふーん、そうか」

今回のワールドカップも南アは強かった!

義弟の場合「おまけ」とはいっても、ガンガン仕事をする生活を変えるつもりはなさそうです。

マカピーの場合はマレーシアで起業したので、義弟と同じような部分もあります。

やっぱり毎日仕事と向かい合い利潤追求とスタッフや地域と関わることを続ける事に興味があります。

それで思い出したのですが、マカピーは前職を辞めるまで「おまけ」の人生をどうしようと考えたことは無かったんです。

「定年退職前から準備すべし!」

と沢山の書籍やコメントがあります。

しかし実際に自分の退職時になると「すべきこと」と「実際の対応」にはかなりのギャップがあって、結局対策も何もしなかったのでした。

ただ、ラッキーなことにマカピーの場合はひょんなことからマレイシアでの仕事を始めることになりましたが、それもつまりは「おまけ」なのかも知れませんね。

でも、どこかから声が聞こえてきます。

「じゃあ、どうしてお金をつぎ込むのよ!」

「それって、だまされたりしてない?」

新しい障子紙を貼ったから、お正月が迎えられる!?

ウーン、「おまけ」といっても、そこでお金を稼げる人とそうでない人がいるようです。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。結局自分の人生を生きるって事


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