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ワクチン接種同行メモから マカピーな日々#0419

マカピーです。

後期高齢者のワクチン接種のPC予約での顛末は既にお知らせしたとおりです。

さて、今回は先週土曜日の「午後5時に予約した施設へ義父母を連れて行ってきたのでその時の様子を、マカピーの同伴者視点での注意点として以下のように共有します。(もちろん自治体によって状況は異なりますから臨機応変に対応していただければよいかと思います)

目次

1.施設
2.後期高齢者という人たち
3.市の対応と説明内容

1.施設

今回の施設は市で一番大きな保健関連施設でコロナ禍になる前は、温泉の利用もできたものです。介護認定に関する手続きなんかもここでやっていていたので場所は分かりました。車で10分ほど距離駐車場も十分広いのでした。

車で来れない人には市が予防接種用の特別市内循環バスを仕立てて運行していましたが、ほとんど利用している人を見ませんでした。

他の公民館での接種もありますが、ここの能力には勝てません。(この市では病院での接種はまだ開始されていません)

既存の施設を使うので一階ロビーをついたてで仕切って接種会場としていました。土日には集中的に接種を行う為に30分ごとのグループ化が行われていました。


2.後期高齢者の特性

マカピーは義父母を施設入り口で車から降ろし、車を駐車して後を追いました。予定の5分前に到着し入り口近くのベンチに二人が座って待っていました。

ついたてで仕切られた中には30分前のグループの接種者が沢山いて接種前の確認作業に追われていました。ちなみに準備するものは以下の3点です。

 接種券、予診票、保険証ですから、マカピーのように付き添いされる方は必ずチェックしておきましょう。

予定時間になると拡声器をもった市職員が「では17:00接種開始の方のご案内をします」とアナウンスすると、75歳超のジジババはわれ先に駆け寄って行き、あっという間に列ができました。アブナーイ。

皆さん、この瞬間を待ち望んでいたのが良く分かります。しかしここで転倒でもされたら接種どころでなく、救急搬送になってしまうリスクがとても高いのです。かなりアグレッシブな方が多いグループだったようです。

マカピーの義父母はゆっくりと移動して、列のほぼ最後尾となりました。

さて、このグループの接種者が登録確認等を終えて、各接種ブースに消えたのは17:25分でした。

このグループには車椅子の方はいませんでしたが、後期高齢者が30分ほど列で立ったまま順番を待ち続けるのです。案の定一人の男性が耐えられなくなり転倒してしまい、数人の職員が駆け寄る事態となりました。


3.市の対応と説明内容

さすがに転倒者がでたので、次のグループで待っている人に別のベテラン市職員がアナウンスしました。

「みなさん、焦らないでください。どうぞゆっくり移動してください。30分ごとのグループですが、たとえ早く並んでも中で注射するのは、ほぼ同時期になります。必ず接種できますのでどうぞ慌てないでください」

そうなんです、こうしたマイグループ毎に事前の市職員によるアナウンスが欲しいと思いました。

それから、待っていたマカピーはある事に気づきました。前のグループの接種終了者も付添人との再会もないのです。

そこで市職員に尋ねると、さも当然の事のように「この接種会場は一方通行になっています。お待ちの方はこの建物の裏口でお待ちください」というではないですか!

マカピーは思わず入り口にある各種掲示板を確認しましたが、そんな指示は一つもありませんでした。

後期高齢者の場合、多くがどなたかの乗用車で会場に来ているわけですから、その人たちに向けてのメッセージが欲しいのでした。

「感染予防のために接種会場の人の流れは一方通行となっています。接種者をお待ちになる方は建物裏の出口でお待ちください」とでも。

ついでに建物の見取り図に入り口と出口のポイントが示されていればよかったと思います。

それから、接種を終えても、観察に15分から30分かかります。市の職員の説明によると「接種した医師の判断で観察時間が異なります」との事でした。

義父母に中の様子を訪ねると

義母「袖をまくって待てというのだけど、まくり上げてから15分も経ってから注射されてくたびれちゃった

更に義父はこんな事を言ったのです。

義父:「ヨーシ、分かったぞ。今度はもっと早く来ればいいんだ

マ:「それはマズいですよ。そのために予約して人数制限しているんですから」

義父:「大丈夫なんだ!頼めば早くやってくれるんだ」

義母:「でも、おとうさん、同じグループ内であった人が自分のグループの順番がくるまで1時間待ったって言ってましたよ。そしたら別の人は2時間待ったんですって!

義父:「なーに、次の2回目は頼み込んで早くやってもらえばいいんだ」

マ:「おとうさん、お母さんの話聞いてました?早く来ても予約順番を守るんですよ!


ともかく、義父母の第1回目接種は無事終了し、接種後の体調の変化もまくよかったです。

結局、接種会場に滞在したのはちょうど1時間となりました。

今回の教訓は「あなどるべからず、後期高齢者パワー」「説明が十分でない可能性があるので要注意」でした。

次回はお隣ご夫婦の接種と同日なので1時間半違いのピストン輸送でーす。

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。元気なジジババばかりじゃない





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