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イビキと個人情報 マカピーの日々 #1138

マカピーです。
イビキの事で思い出したのです。

かつては団体旅行などではものすごい大音響になる人と同じ部屋で寝ると「迷惑千万」。

うるさいとは聞いていたけれど、まさかこれほどのイビキの音を聞いた事が無かったからマカピーはビックリしました。

すると、誰かがその人の鼻をつまんで目を覚まさせておいて、彼が再度寝入る前に早めに寝たのでした。

ヤレヤレ

特にお酒を飲んだ宴会後などでは、寝相にも人柄が出るものだと思います。

それは「他人の寝相」を見て笑うのではなく、やっぱりそれを見て自分はこういう風に注意しようって心構えができた時代に生きていたのだと理解していました。


大家のサニさんが作った、道具箱。上手ですね。

ところが時代が変わってしまい、今では同じ空間で沢山の人が泊るような事が少なくなりましたね。

どこへ行っても基本は「個室」でプライバシーを守るという考え方でしょうか?

学校の合宿って今でも大勢で寝泊まりするのかしら?

マカピーが協力隊に参加したころはバンクベッド(二段ベッド)の4人部屋でしたが、若い世代に聞いたら「個室ですよ、もちろん」と返事が返ってきました。

なるほど「大部屋じゃあプライバシーもへったくれもない!」っていう意見が大多数となった今日、マカピーの様に「あんなのも良かったんじゃない?」的な発言をすれば「肩身の狭い思い」する事になるかも知れませんね。

「隠すことなんかないじゃん!」なんて強要しちゃダメなんですよね。

波のない海にボートが一艘浮かんでました

マカピーが東南アジアのある国で働いていた頃の事です。

在留日本人の間で「緊急の際の相互支援として日本人間で輸血が出来るようにしてはどうか?」という意見が出ました。

マカピーは現地での輸血による各種感染症の恐れがあったから当然の事だと思ったのですが、それに対して一緒に働いていた医師がそれを差し止めました。

曰く「ここにいらっしゃる皆さんは、血液型だけでも登録したらいいとお考えかも知れませんがそれは違います。Rhマイナスのような特殊な血液の方もいます。それから肝炎にかかっている方もいるかも知れません」

「個人情報を知らせても構わない人がいる反面、それを言いたくない人もいる訳です。ですからその時になってボランティアを募って輸血するしかないと私は考えています」

ナルホド

マカピーは、うかつにもそれまでそういう風に考えたことが無かった自分を恥じました。

知らないうちに自分勝手な「独りよがり」の考えになっていたのでした!


花が終わりドラゴンフルーツが大きくなるところです

もっとも、クラス会などで子供の頃の事をいつまでも「例の事」で笑われる人も可哀そうです。

それは幼馴染のマチコちゃんの事で、小学校一年生のころ戸外でみんなと遊んでいたさいに一瞬彼女の姿が消えたのでした。

ナント、彼女は畑の隅にあった「肥溜め」(人糞を肥料としていた際のなごり)に落ちてしまい、危うくおぼれ死ぬところだったのです。

皆がマチコちゃんを助け出したのですが、その後は「肥溜めに落ちたマチコ」という事になってしまいました。

女の子だけに、本人にとってはぬぐいがたい思い出だったでしょうね。


生まれたてでもすぐに疥癬にかかってしまった仔犬たち

マカピーはそうした事を懐かしく思い出す一方で、情報開示や個人情報保護とはどうあるべきなのか考えてしまうのでした。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。幼馴染はみんな元気かなあ?




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