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2泊3日-冬期:八ヶ岳縦走(3日目:黒百合ヒュッテから北八ヶ岳ロープウェイ)

            山行日:2023年3月14日(火)~3月16日(木)

1日目はこちら
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2日目はこちら
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高見石小屋のあげパン(10時から14時まで販売)を求めてのため、7時から行動開始。最短距離の中山経由だと早く着いてしまうのでニュウ経由で。途中、全面凍結した白駒池を満喫し、10時前後に高見石小屋へ到着できるように時間調整。この日は、高見石小屋の荷上げの日なのでどうなるかわからないけど立ち寄るだけはしてみる。
その後は、北八ヶ岳ロープウェイを目指すが、ロープウェイの最終便が16時*なので、あまり余裕のない行程。
縦走3日目が最も歩行距離・時間が長いので、途中バテないことを祈る。

*北八ヶ岳ロープウェイから茅野駅行きのバスの最終が平日は15時00分である点に注意(休日は16時40分)*           *2023年3月時点

macaのコースタイム

07:00 黒百合ヒュッテ
07:15 中山峠
08:00 ニュウ(休憩15分)
09:00 白駒池(10分ほど滞在)
09:40 高見石小屋(休憩60分)
10:50 丸山
11:35 麦草峠(休憩10分)
12:00 大石峠
12:10 中小場(休憩10分)
12:45 茶臼岳(休憩20分)
13:45 縞枯山(休憩10分)
14:10 雨池峠
14:45 北八ヶ岳ロープウェイ(山頂駅)
                           *適宜休憩あり

macaのコースタイム

雰囲気

3日目も快晴
こちらの天狗ノ奥庭への急登で滑落停止訓練をしていた

中山峠
風の通り道らしく積雪は少なめ

中山峠からは硫黄岳と天狗岳がよく見える

下界(おそらく小海町)の朝靄が幻想的

少し進むとより開けたポイントを発見

あげパン販売までの時間調整のため、遠回りになるがニュウ・白駒池ルートを選択

久々の樹林帯歩き

不思議なボツブツを発見
水滴の跡にしか見えないけど、この一箇所でしか見かけなかったから何なんだろう?

岩場に出たと思ったら、ここがニュウだった

ニュウ登頂

最も目を引いたのが富士山

天狗岳もよく見える

中央のピークが中山

北八ヶ岳ロープウェイ方面

浅間山

小海駅方面

ニュウを後にし下山開始
白駒池まではひたすら下り

白駒池の近くで見かけた倒木
こうやって見ると今年は雪が少ないらしいが結構な積雪

かわいい落書き

白駒池に到着と思いきや白駒湿原

今度こそ白駒池に到着

さっそく白駒池に侵入

池の中心に立って、ぐるっと一周

白駒荘の近くに水くみ場を発見
意外と岸からに近い場所にあった

白駒荘を通過

人っ子一人見かけないけど…

白駒池から高見石小屋までは緩やかな登り

40分ほど登って高見石小屋に到着

小屋前には小ぢんまりしたテントスペース

開店(10時)まで時間があるので高見石に登る

5分もかからず、なかなかの眺め

浅間山

中山
黒百合ヒュッテへ行くにはあそこまで登らないといけない

次の目的地の方向
茶臼山か縞枯山かそのどちらかか

高見石小屋に戻り、荷上げの帰りを待つ

ロープウェイの時間もあるのであげパンは諦め高見石小屋を出発
(11時過ぎまで待ってもあげパンにはありつけなかったらしい)

分岐はあるが道がはっきりしているので安心

ここからは似たような景色が続きます

丸山登頂

山頂の眺望はイマイチ

一応、中山が見える

麦草峠までは下り

開けた空間に出た
ここが麦草峠

麦草ヒュッテを通過

冬期は通行止めのメルヘン街道(国道299)
タイヤの跡は作業車?

麦草峠から茶臼山までは当然の登り

歩いている分には楽しいけど、写真での紹介となると代わり映えはしない

中小場に到達
この日のルートを振り返る天狗岳方面
意外とアップダウンがあったことがわかる

進行方向
眼の前の山が茶臼山
この日は平均すると下りなのだが、まだまだ登る
(調べたら中小場から茶臼山の標高差は200メートル)

茶臼山の登りはキツかった記憶があるが写真では伝わらず

茶臼山展望台に到着
休憩スペースは広いが風を遮るものがない

お決まりの天狗岳方面

茅野の街並み

車山(霧ヶ峰)へもかなりはっきり見える

縞枯山の尾根
奥に見えるのは北横岳と蓼科山

展望台を後にし、今回の縦走の最後のピーク 縞枯山を目指す

縞枯山では立ち枯れの木に目がいく

尾根までの最後の登り

せっかくなので縞枯山展望台に立ち寄る

手前は茶臼山
どこを歩いてきたのがわからない

縞枯山山頂方面
イメージする縞枯れは見当たらない

所々現れる立ち枯れゾーン

山頂付近の尾根道

以前来た時には気づかなかった山頂標識
登山道から見えるのは裏面

あまり登山道からはみ出すのもと思い控えめに撮影

フォントが独特でおしゃれ

見慣れた天狗岳方面ともこれで見納め

北横岳も見納め

結構急な下り坂だったけど、滑るように進んだらあっという間に下山

残すは平らな道で北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅へ

脇道が気になったのでちょっと寄り道
階段になっているわけでもなく、登山者以外の通行を想定していない入口

登った先は坪庭
ちゃんと散策するのは初めて

最終目的地の北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に到着

あとがき

まずは初の試みであった3日間の冬期縦走が無事完歩でき一安心。防寒着とアイゼン・ピッケルで夏場の縦走より荷物が多く(重く)なるが、一日の歩行距離を少なく計画したおかげで、途中バテることなく山行を楽しむことができた。とは言え、一番の勝因は天気がずっと良かった事だろう。特に2日目の稜線歩きは厳冬期では歩くことが困難なルートらしい。

さて、3日目の振り返りとしては、憧れの全面凍結した白駒池を歩けたのは良かったが、楽しみにしていたあげパンにはありつけず残念であった。いつかあげパンを食べてみたいという思いはあるが、あげパンのためだけに再訪するかといえば微妙なところで、当分リベンジの予定はない。

最後に、ロープウェイの時間は事前に調べていたのでその時間をタイムリミットに行動していたが、まさかの茅野駅までの終バスの時刻がロープウェイの最終便よりも早く、終バスを逃すという結果になってしまった。仕方がないのでタクシーで茅野駅へ向かったが、バスに比べて6倍近くの出費が発生し、なんとも悔しい結末となった。しかも、坪庭に寄り道しなければ終バスに間に合ったので、悔やんでも悔やみきれない。

今後は事前調べをより徹底的に行おうと反省したのが今回の結論。

ありがとうございます。励みになります。