集めだしたら止まらない。

先日、部屋の掃除をしていると、どこからか一枚のカードが出てきた。
そう、ムシキングのカードである。
随分と懐かしいものが出てきたなと、思わずじっくり眺めてしまった。

ムシキングのカード。何かのプロモーションカードのようだが…？

自分は昔から何かを集めることが大好きであった。木の実や小石、リボンやビーズなど、とにかく色々なものを収集してきた。その中でも、カードは特に熱かった。
一言にカードといっても、様々な種類がある。ポケカや遊戯王をはじめとしたトレーディングカード、お菓子についてる玩具カード、100円を入れて遊ぶデータカードダスなど…。ちなみに、玩具カードは、神羅万象チョコをイメージしてくれると良い。
年代別に振り返ってみると、幼稚園～小学校はデータカードダス、中学校はトレーディングカード、高校は玩具カード、大学～はトレーディングカード、という具合で変化している。メジャーなカードゲームはほぼ網羅したと言えるほど熱中していた。

多くのカードは、たくさんの枚数を集めてデッキを作り友達と遊ぶ。子どもの頃はお小遣いが少なかったので、自分のお小遣いを上手くやりくりしながら、ちびちびカードを集めていた。そして、かき集めたカードでデッキを作って友達と対戦していた。
しかし、大きくなるにつれて、対戦する機会がめっきり減ってしまった。その結果、バインダーにファイリングしてコレクションするのが主となってしまった。きっと、中年のおじさんになろうが、ヨボヨボのおじいさんになろうが、カードを集め続けているのだろう。

一つ心配なのは、私が死んだ後のカードコレクションの行方だけである。