バンコクから深夜特急に乗りタイ北部の町スコータイを訪ねる!
〇INTRODUCTION
今月始めから3週間の予定でタイ、マレーシアそしてシンガポールの3カ国を観光しながら、日本人になぜ人気があるのかその秘密を探って来ました。
今回は、深夜特急に乗りバンコク市内のクルンテープ駅から北線のピッサヌークと言う駅まで移動し、その後、バスを利用して遺跡の町スコータイまで移動します。コロナで思うように旅行できない中、この記事により旅行気分をほんの少しでも味わっていただければ幸いです。
〇深夜特急でピッサヌークへ
前日の夜のうちに今回乗る夜行列車の指定席は購入していたので特に急ぐこともなく余裕を持って駅に行くことができました。
日本では見られなくなってきた寝台車に乗ることを楽しみにしていたのですが、残念にも満席とのことで夢かなわず。代わりに手にしたチケットは3等車のエアコンなしでしたが、それでも指定席でしたので座席だけはなんとか確保できたと言う状況です。一晩中立たされたらそれこそ観光どころでは無くなっていたかと思います。
先ずはバンコクのクルンテープ駅構内の状況から見て下さい。意外と寛いだ感じで皆さん待たれてます。早めにここに来たのでしょうか、既に寝てる方も居られます。目が覚めたら朝だったと言うことの無いよう願います。
私が乗る列車は、列車番号105番、11番線から夜9時に出発し、予定では翌朝の3時30分頃にピッサヌークに到着します。これだとあまりにも早く到着してしまうので、もう少し遅い便があれば良かったのですが、これだけだと言うことでした。
寝台車も確認しましたが、接続していたのは2台くらいでしたので、席が直ぐに完売してしまう理由が良く分かりました。
車両の横には番号が記載されていますので、切符に記載された車両番号と同じか確認して乗車して下さい。この車両番号、良く見ていくと前から1両、2両、、、と言う具合に並んでなく、途中欠番があったり、全く違う番号に飛んでたりするので、必ず乗る前に確認して下さい。因みにこの列車は私が乗ったものでは有りません、この後に来る予定の列車に乗り込む予定です。
車内はこんな感じです。日本でも昔は良く見られた4人掛けのシートで、リクライニングが出来ない固定シート。それでも皆さん器用に寝てられます。
指定席が取れない方は、立ってたり通路に座り込んでられる方も相当数居られました。日本でも昔、山手線の中でこういう光景ありましたね。
何故かグーグルマップも機能しないので、駅に到着するたびに目を凝らして駅名を確認するのですが、この北線では全ての駅名がタイ語表記でしたので、いま自分がどの辺にいるのかが全く分からず、もんもんと寝るに寝れない時間を結局過ごすことに事になってしまいました。
この時間は、フリーWi-Fiオンリーの私のような旅行者にとっては大変つらい時間であり、列車内にフリーWi-Fiを整備するとか、せめて駅名に英語表記を追加する等の外国人旅行者に対するサービス向上を、タイの観光を担当されている役所の方々にお願いしたいと切に思いました。ユニバーサルスタンダードを是非推進して下さい。
日本では新幹線や都心を走る電車では車内にも掲示板があり次の駅がどこなのか直ぐに確認することが出来ます。もちろん外国の方にも分かるように英語で表記されているのを良く見かけます。特にオリンピックを控えているのであの手この手で各国の方への案内を行っているので良いと思いますが。日本でも地方に行くとどうなのでしょうか?私のように困る外国人がいないことを切に願います。
〇夜明け前のピッサヌーク駅にて
この夜行列車、予定では午前3時30分に到着する予定でしたが、少し遅れて到着が4時頃となってました。それでも未だ夜明けには程遠く、辺りは未だ真っ暗でしたので、こんな時間から遺跡見学もないので、明るくなるまで暫く駅構内や周辺をぶらぶらすることにしました。
駅構内にはVIPルームと言うのがありました。日本の駅にもあるのでしょうか、国王とかが利用するのかも知れませんが、知りませんでした。
それは別に良いのですが、そのドアガラスにFREEWiFiの文字が貼られてました。やっとインターネットに接続することができます。私はVIPでは有りませんが、接続し利用することが出来ました。
もしかして利用してはいけなかったのかな、、、たしかこの時も一言SNSに投稿していたかと思います。速度も速く結構サクサクと利用出来ますので皆さんも是非利用してみて下さい。
駅周辺では、未だ5時前だったと思いますが、もう朝市が始まってました。こんなに早くから結構お客さんがきてました。まさかオールナイトでやってる訳ではないかと思いますが、どうなんでしょうか確認して居りません。
この時、私が頂いた朝ご飯は、暗くて何だか変なものを食べているようにも見えますが、これはタイでは定番の朝ご飯、お粥です、卵も入れて貰いました。もう年寄りなので、私にはこれくらいで十分でした。料金は40バーツなので150円位でした。いただきます。
そうこうしているうちに明るくなってきたので、いよいよ遺跡を観にピッサヌークに移動することにしました。
〇ピッサヌーク駅から遺跡の町スコータイへ
ピッサヌーク駅からスコータイへは都市間のバスを利用します。
先ずは、ピッサヌークの町はずれにあるバスステーションに向かわなくてはなりませんので、駅の近くにあるセブンイレブンの前のバス停に向かい、バスステーション行きのローカルバス(下の写真では青い車)に乗ることにしました。
一応、運転手さんには行き先を確認してから乗車して下さい。料金はたしか10バーツ、コイン1枚で行けます。ローカルバスが来たら先ず後ろ側から乗車して、料金は目的地で降りてから運転席まで行って支払います。
ここが町はずれのバスステーションです。ローカルバスは町の中を巡りながら進むので結構走ったような感じがしましたが、焦らずにお待ち下さい。タイ語が分からなくても、じきに大きなバスステーションが現れてきますのでご安心ください。
このバスステーションからは結構いろんな方面に行くバスがあるので、どの窓口に行けば良いのか解らない時は、インフォメーションに行くと教えて貰えますので利用してみて下さい。
切符を購入する際に注意して頂きたいのが、スコータイには新市外と旧市街がありますので、遺跡を見学する際には旧市街まで、遺跡公園と言うのもありますので、購入前に行きたい場所、降ろして欲しい場所をはっきり伝えないと変なところで降ろされますので、注意して下さい。
バスの中はこんな感じ、エアコンも効いているので意外と快適です。
因みに私は遺跡を観に行くので、旧市街で降ろして頂いたまでは良かったのですが、私のグーグルマップは一向に反応しない状態でしたので、降りた場所がどこなのかさえ分かりませんでした。この時は朝の8時頃だったからか、まだお店も閉まっていて殺風景な感じの場所でした。
先ずは、乗車していたバスの進行方向にそのまま向かうと、旧市街の大きな観光案内図が出てきました。この地図を暫く見ているとだんだんと自分がいる場所が解ってきました。
実はこの地図、どう言う訳か南北が逆になって設置されていたので、尚更分かりづらくなってました。携帯で撮影して、上下を逆にして見ていたらご覧のとおり進むべき方向が解ってきました。それでは、そのまま遺跡の中心部に向かってレッツゴー!
〇スコータイ遺跡について一言
1991年に世界文化遺産に指定され、世界中から観光客が訪れる人気観光スポットとなっています。アユタヤよりも歴史が古いにも関わらず、何百年もの間ジャングルに埋もれていたせいか破壊されることもなく、現在でも綺麗な状態が保たれており、繁栄していた当時の姿を偲ぶことが出来ます。
タイの中でも世界遺産アユタヤーと北部のチェンマイに挟まれていて通過してしまう方も多いかと思いますが、このスコータイ遺跡は本当に素晴らしいので途中下車してでも是非一度、訪れて戴きたい私のお勧めスポットです。
〇タイ観光案内サイト(参考資料)
タイ国政府観光庁によるタイ観光案内サイトを以下に添付します。各地の観光案内からグルメやホテル等タイに関する様々な情報が発信されていますので、旅行の前に一度確認してみることをお勧めします。
今回は、これで終わりになります。ありがとうござました。
Thank you so much. See you next time. Good luck.
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