ヒンドゥー教寺院スリ マハ マリアマンとインド人街の散策/クアラルンプール
〇スリ マハ マリアマン寺院
2月の始めに日本を出てから今日でぶらり旅も15日目、現在はマレーシアのクアラルンプールをぶらり旅しています。前回はクアラルンプールにあるイスラム教で最古のモスクであるマスジッド・ジャメを紹介させて頂きました。
今回はその続編になり、クアラルンプールで最古のヒンドゥー教の寺院スリ マハ マリアマンです。その場所は、下の地図に示す通りクアラルンプールの駅にも近く、十分に歩いても行ける範囲にあります。日本で言えば東京駅の近くと言う立地になります。
★コプラム(門塔)
寺院の入り口です。先ずは門の大きさに驚かされます。そして良くみると門の上部にはヒンドゥー教の神様が飾られて居りました。ゆっくりと観させて頂きたいのですが一つ一つ観ていては日が暮れてしまいますので、このまま通過させて頂きます。
その前に拝観料はなく内部には誰でも自由に入ることが出来ましたが、中に入る場合は靴を脱いで素足になる必要があり、この門の左側に靴を預ける場所が有りましたのでそこを利用して下さい。拝観料では有りませんが、靴を預けるために少しですがお金を支払った記憶があります。ほんの僅かです。
クアラルンプールに来る前はタイを廻って来ましたが、ピマーイの遺跡を訪れた際にクメール帝国時代の仏塔が今も残されていて、その仏塔の上部にもヒンドゥー教の神様の見事な彫刻が飾られていたのを思い出しました。1000年以上も昔に造られた仏塔でしたが、この門塔の色付けを見て、昔の姿を少しイメージすることが出来ました。
★建物外観
門をくぐると内部に御本尊を納める建物があります。この建物の廻りもヒンドゥー教の神様で埋め尽くされており、時間がある方はゆっくりと観て廻ると良いと思います。
★建物内部
中央奥に見えるのがこの寺院の御本尊になります。観光客の姿も多く見られます。皆さん裸足です。
そして少し気になるのが、ここのスペースではあちこちで腰を下ろして寛いでる方が何人かおりました。日本の寺社仏閣ではこのような光景は見たことがありませんが、ここではごく当たり前のことのように思われました。
そう言えばイスラム教のモスクでも、礼拝する場所でお昼寝されている方がいたのを思い出しました。文化の違いなのでしょうが良い習慣だと思います。
そういう私も拝観した後で少しぼんやりとさせて頂き、皆様の気持ちが少し理解できたような感じがしました。
★御本尊
この中に御本尊が納められているのだと思いますが中の様子は分かりません。
この建物の周囲にもヒンドゥー教の神様が配置されていました。この鮮やかな色使いはヒンドゥー教独特のものです。綺麗です。
★建物外部
次に建物の廻りを観ていきます。全ての壁が彫刻や絵画で飾られてました。
この神様は踏まれてます。
重い~と言っているような気がしますが、如何でしょうか。
この神様は牛に跨ってます、しかも笑っているように感じました。不気味な感じもします。
こちらではトラに腰掛けてます。
こちらでは像の頭を持つ神様がいました。ヒンドゥー教は野生の動物、特に大きく強い動物との関りを強く感じました。
〇インド人街の散策
私が滞在したマスジッド・ジャメ駅の近くのインド人街の様子です。特に何も有りませんが日常の様子をご覧ください。
このごちゃごちゃした感じ、急速に進化するクアラルンプールの中にありながら、ここだけ取り残されたかのような感じが好きです。
インド人街にもモスクが有りましたが、どうもイスラムのモスクではなさそうです。同じインドでも先程のヒンドゥー教の寺院とは全く趣が違います。
この寺院では中に入ることが出来ず外観だけの見学になります。良くは分かりませんがインドもこの国と同様に一つではないと言うことだと思います。
おはようございます。
この日は日曜日です、何をしようか友達と相談しているようにみえます。今日の競馬の予想でもしているのかも知れませんね。
バンがずらりと並んでますが、全て日本の一流メーカーの車でした。
インドからの出稼ぎ労働者の方々が、こういうアパートを借りて共同生活しているのではないかと思いました。マレーシアでも一時クラスターが原因で感染者が急増したニュースを聞きましたが、このような詰込みアパートでの共同生活が原因で起きたのではないかと思ってます。
この三角州のような敷地には、インド人が集まる人気のカフェがあり、いつも多くのお客さんで賑わってました。
マレーシアとシンガポールは英語圏なので、私の好きなフィリピンからの出稼ぎ先労働者も多いのではないかと思います。特にフィリピンからは、住み込みのメイドさんで来れる方が大半なので、大きなマンション住まいの方が大半かと思います。
〇マレーシア政府観光局公式サイト(参考)
マレーシア政府観光局による観光案内サイトを以下に添付します。
各地の観光案内からグルメやホテル等マレーシアに関する様々な情報が発信されていますので、旅行の前に一度確認してみることをお勧めします。
今回はここまでになります。
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