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ジョホールバルからシンガポールへ/シャトル利用でわずか5分の海外旅行!


〇ジョホールバルからシンガポールへ列車の旅

ジョホールバルからシンガポールへほんの5分足らずの時間ですが、国境を超えることから旅と呼ばせて頂きました。今回はその5分足らずの短い旅ではありましたが極力細かくお伝えしていきますので、何かの参考にしていただければと思っております。 

 

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〇JBセントラル駅(マレーシア)

先ずはチケットを購入、その他必要な買い物が終わりましたら残ったお金をsシンガポールドルに両替します。


★チケット購入

先ずはJBセントラル駅に向かいます。下の写真がマレーシアとシンガポールを結ぶ連絡列車(シャトル)のチケット売り場、一番目立つ位置にあるので直ぐに分かると思います。料金は5リンギット(約130円)でした。

 

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下の写真は、私が利用した2月21日金曜日の予約状況です。月~金曜日の朝早い便は1ヶ月後までほぼ満席、そして日曜日は逆に午後の便が満席となっていました。事前の予約が無い場合は、私のような気ままな旅行者には、平日の午後か土曜日の利用がお勧め、と言うかここしか空いてないので注意した方が良さそうです。

 

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★出国前にシンガポールドルに両替

チケットを購入して、ジョホールバルで必要な買い物を済ませたら、残ったリンギットをシンガポールドルに両替します。両替店は何カ所かありましたが、どこもレートは同じようでした。

 

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その中で私が両替をお願いしたのはこの方、ミス・ジョホールバルかと思う程きれいな方でした。他の窓口よりも長い列が出来ていたことにもガテンがいきました。

 

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因みに、シンガポールの駅では両替店を見なかったような気がしてます。バスやタクシー等で必要になりますので、極力ここジョホールバルにて替えておいた方が良いかと思います。

 

 

★改札口横の電光掲示板で搭乗列車の確認

チケットも購入し用事を済ませたら、同フロア―にある改札口の近くに用意してあるシートで一休み。列車状況に関する案内板がありますので、ここで搭乗する列車に関する情報を確認できます。

フリーWi-Fiが使えると良かったのですが、この駅も列車内もシンガポール側の駅も、全て使用できなかったので、私のようなフリーWi-Fi派にとっては厳しい移動となりますので、必要な情報はホテルを出る前に入手しておくことをお勧めします。

私はシンガポールに行けさえすれば、あとは何とでもなると言う感じで、何の情報も持たずに行ってしまい後悔した一人でした。

シンガポールでタクシーを利用される方は、全く問題ありませんが、私のようにバス、電車等の公共交通機関を利用して移動される方は、事前に情報を収集しておいた方が良いと思います。

それでは130円でできる海外旅行に行って参ります。

 

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〇JBセントラル駅からウッドランド駅へ

私は事前にシンガポールの情報をゲットしていなかったので、この地図を頼りに移動することにしました。この地図はJBCentral駅のチケット売り場の近くに設置されていました。

この連絡列車(シャトル)は、シンガポールのウッドランドと言う駅に行く列車なので、私はこの地図の中のピンクのラインにあるWoodlandsと記載されている駅に行くものだとこの時は思っていました。

 

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このピンクのラインはLRTと呼ばれる電車で、茶色のラインは高速道路を表示していると思われます。なので、私はピンクのラインを目指して行くことにしました。

 

 

★搭乗口前で乗車待ち

この搭乗口に来る前には、外国に行くので当然ですが国際空港にあるような出国手続きがありました。パスポートとチケットがあればOKです。

ここが搭乗口で、このガラスの向こう側がホームになってます。ここで案内があるまで暫く待つことになります。飛行機と全く同じです。

 

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★連絡列車に乗りシンガポールへ

いよいよシャトルに搭乗します。いいですねこの雰囲気。

 

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車内はこんな感じ、シートは広々としてました。

 

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ジョホールバルの街並みです。


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ジョホール海峡を横断中です。幅は500m位、波は殆んどありません。水泳をやっている人であれば簡単に横断できそうな距離だと思います。

ちょうどこの辺、海峡の中央付近が国境ではないかと思います。

 

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この橋は、このシャトルの他にパイプラインと道路を併設してました。

燃料が隣の国から直接パイプラインで輸入できるのはメリットが大きいですね。また、シンガポールは小さい国で物価も高いので、観光や買い物等で隣のマレーシアに出かける方も多いのではないかと思います。実際、この時もかなりの交通量があり、隣国と交流が盛んに行われている感じがしました。

 

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〇Woodlands Train Checkpoint

シンガポールに到着です。ホームで撮影していたら撮影禁止だと注意されましたので、この写真は貴重な1枚となります。

 

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★シンガポール側入国手続き

ホームを上がると入国審査があります。

出入国カードを記入するためのカウンターが近くに用意されてますので、必要事項を記入してから審査を受けます。当然ですがここも撮影禁止です。



★いよいよシンガポール

この連絡電車(シャトル)のシンガポール側の駅名は、WoodlandsTrainCheckpointと言う駅になります。先程も申し上げましたがシンガポールの市内に向かうLRTのWoodlandsと言う駅とは違う駅で、下図のとおり距離にして2~3km位離れた位置にあります。


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なので、これからLRTのWoodlands駅を目指して行動開始。

 

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★タクシー乗り場

駅を出て右に少し行くとタクシー乗り場があります。

タイやフィリピンであれば、この辺りでバイクタクシーやトライシクルの運転手さんが大勢待ち構えているものですが、ここシンガポールは違いました。マレーシアもそうでしたが全くその姿を見かけることがありません。営業が許可されて無いのだと思います。

同じアジアでも、その国の経済成長に応じてインフラ整備が進み、同時に交通手段も徐々に変化して行き、バイクタクシー、トライシクル、トゥクトゥク、ジプニーのような乗り物は、次々に姿を消していくのだとこの時思いました。

既に経済成長が進むアジアの主要都市では、どこもその中心部では新たな街が造られていて、日本の多くの方が想像する都市を遥かに凌ぐ未来都市が出来つつあります。

なのでここシンガポールの移動手段はLRT,MRT等の電車とバス、タクシーになります。

このLRTと呼ばれる高架の上を走る電車は、日本では見られないものだと思いますが、アジアの都市では良く観られるようになってきました。東京で言えば首都高の上を電車が走っている姿を想像して貰えれば良いかと思います。なので、東京都心では造ることが出来ない乗り物になります。

私は、トライシクル、トゥクトゥク、ジプニーと言った乗り物に郷愁を感じる方なので、旅行に出てそういう乗り物に出会えないのには少し寂しさを覚えます。旅の楽しさが一つ一つ失われていくような気がしてなりません。

 

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★バス乗り場

タクシー乗り場を通り越して、更に先に進むとバス乗り場に出ます。

行き先ごとに数十種類のバスルートがありましたが、それぞれのルートマップが設置されて無かったので、私のように初めて利用する人にとっては、どの路線がどこを走るのか、どれに乗れば良いのかが、全く分からないと思いました。

ルートマップを表示していただけると外国人旅行者、特に私のようなネットが使えない旅行者にも利用しやすくなると思いました。

 

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バスの路線毎に下の写真にあるような停車駅の案内がありました。しかし、文字だけなので初めて利用する私には土地勘が無いこともあり全くどこに行く路線なのか理解できずにいました。

暫く観ていたら下の路線図には、46009Woodlandsの文字が、そしてその横には電車のマーク(MRT)が記載されていることに気が付きました。この時私は思わずピースサイン、救われた感じがしました。

このような路線図が何枚も貼りだされていますが、その中の何枚かにWoodlands駅名が記載されていたので、かなり多くの路線がWoodlands駅を通過していくことが分かってきました。路線番号は忘れましたが、Woodlands駅を通過する路線バスを探してみて下さい。そこに行くバス路線は数路線ありましたので、たとえ一台乗り過ごしたとしても、次々にきますので大丈夫です。

 

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そしてその路線図にはバスの番号が記載されていますので、下の写真にあるように乗りたいバス番号の記載されているバス停の列に並び、待ちます。

バスには路線番号が大きく表示されてますので、その表示に注意して乗り込みます。バスは路線図に記載されていた順に停車して行きます。車内にも表示があるのでご安心下さい。

料金は降りる時に払い、この時は1シンガポールドルくらいだったと思います。シンガポールの公共交通機関は、どれも日本人の感覚よりは驚くほど安いので安心して利用できます。

 

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〇シンガポール政府観光局公式サイト(参考)

シンガポールア政府観光局による観光案内サイトを以下に添付します。

各地の観光案内からグルメやホテル等シンガポールに関する様々な情報が発信されていますので、旅行の前に一度確認してみることをお勧めします。



〇マレーシア政府観光局公式サイト(参考)

マレーシア政府観光局による観光案内サイトを以下に添付します。

各地の観光案内からグルメやホテル等マレーシアに関する様々な情報が発信されていますので、旅行の前に一度確認してみることをお勧めします。


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