負けるが勝ち 負けるが勝ちとは、場合によっては、争わないで相手に勝ちを譲ったほうが自分にとって有利な結果になり、自分の勝ちに繋がるということ。

今に始まったわけでもないが、国対国でも国内でも企業間でも民間や市民間でも家庭の中でも「勝か負けるか」「正義か悪か」「正しいか間違いか」で個々に相手を攻撃し合い誹謗中傷し合っている。

敵対する前に個人個人は同じ「人」であるという前提を忘れては決していけない。

しかし、時にはどうしても摩擦が起きたり敵対しなければならない場面や状況もあるだろう。

そんな時でも、「勝つために決して相手を傷つけてはならない」

個々には必ず「良心」「真心」という尊い人としての心を持っている。

所が、自分に余裕が無くなったり、最悪の状況に陥ったり、心の堪忍袋が破れたり我慢の器から怒りが溢れでた瞬間、我を忘れて無意識な場合もあるが他人を傷つけてしまっている。

最愛の人に危害が及んだ時や生命の危機を感じた時にもそうしろとは言わない。「死ぬわけでもないし」「自分が負けてあげれば相手も落ち着くだろう」と思える時に「負けるが勝ち」を思い出してほしい。

「自分は常に正しい」「自分は他の人より優れてる」と他人を見下して生きている人は、友人にも愛する人にも暖かい家族さえにも恵まれません。周りにいる人は機会を伺って去っていきます。そして寂しい残りの人生を一人で過ごす運命に導かれるのです。

逆に、「負けることが出来る人」は尊敬され親しみを感じられ多くの人に囲まれて人生を送ることが出来るようになるのです。

考えてみてください。「凄くプライドが高い人」「自分の判断がいつも絶対だと言う人」「自分がいつも正しく反対意見の相手を攻撃し罵倒する人」「自分は優れていると自慢し他人を見下している人」「自分が不利な場面になるとすぐキレる人」など、こんな人を他人が評価し敬意を示すことがあるでしょうか?

「勝ちを譲らない人」は周りから見れば独善的・傲慢・自信過剰な人としか評価されていません。

「自分の信念」は失う必要はありませんが、他人を攻撃したり口撃したり見下した時点でその人の「人間としての価値」は下がります。巡り巡って他人にしたことは自分に帰ってきます。

だから、常日頃から「負けるが勝ち」

その言葉で「一日一膳」が積まれ続けて最後に勝つ!

人生なんて最後に勝てば良いんです!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?