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こころにもないこと

ごん太と散歩中
車1台分の道幅しかない道が数メートルある
半分ぐらい行った所で前から車が来た
見通しは良いので私たちがいるのは
遠くからでも見えている
はず…
なのに目の前まで車は来た
30代か40代の男性
たいした距離ではないので
私たちがその狭い道を抜けるまで
〝当然〟待つだろうと思っていたから
目が点になり一瞬立ち止まった
ごん太も立ち止まった
男性の目は困ったように泳いでいる
なぜ困る?
その程度の判断力で
常に運転しているとしたら凄く怖い
ずっと立っていても良かったけど
大人気ないのでごん太と戻った
ゆっくり道の真ん中を歩き
立ち止まり
脇へ避けながら運転手をじっと見つめる
困った顔のまま
おじぎをしながら通り過ぎる車……

……いやいや〝当然〟なんて思ってはダメ
車が前から来ていたら
私が下がらなきゃ!って慌てて方向転換!
戻らないといけません
オバサンとイヌが
車の邪魔をしてはいけません



ごん太との散歩
公園
ゲートボール(?)をする人たちが
いつも準備の時に
砂埃を撒き散らしながら葉っぱを掃き出し
整地をしている
それに出くわした時には
その砂埃をかぶらない方を歩く
今朝は昨夜の雨で地面が湿気ているので
砂埃は上がらないし大丈夫だと思い
掃き出している方を通る事にした
さすがに私たちが真横に来たら
〝当然〟手を止めるだろうと思いながら歩く
…止めない
小石と水滴の攻撃を受けながら歩く
10数名いるメンバーの誰も何も言わない……

……いやいや〝当然〟なんて思ってはダメ
これから楽しく競技を始めるんだから
一生懸命に準備をしているんだから
反感を持ったりしてはいけません
葉っぱを掃き出す方を
歩いている私が悪いんだから
小石や水滴なんてたいした事ないでしょう



いずれにしろ自分自身

つい
うっかり
思わず
たまたま
よんどころない事情のため

人の迷惑になるような事を
していると思います

気をつけよう…
気をつけよう……

無理かも知れないけれど
努力しよう

そして人の事を批判するのはやめましょう


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