見出し画像

思い出ゆらゆらゆらめいて

数日前から主人が
〝飯ごうで炊いたご飯が食べたい〟
〝炭火焼きがしたい〟
と呟いていました

なんでも自分で準備してする人なので

アスパラ
エリンギ
なす
ソーセージ
じゃこ天

そんなものだけ買っておきました
いつ決行されても良いように日持ちのするものだけ



今朝はゆっくりめに起きたので
恒例の朝定食がランチタイムになりました
特に買う物もなかったので
そのまま帰ろうとしましたが

あ!炭火焼き!という事になって

本日午後決行!

スーパーに寄ってお肉を少しだけ買いました


なんか〝火〟って良いですよね
怖いような
あったかいような
思い出にふけるような…
なんか…
なんかです


子どもたちとよくバーベキューをしました

自宅で
河原で
海辺で

コンパクトカーではない5人乗りの乗用車に
荷物をぎゅうぎゅう詰めに
いろんな準備を二人でわぁーっとして
わぁーっと店開きして
わぁーっと遊んで
わぁーっと食べて
わぁーっと片付けて
帰って
はぁ~っと片付けて

子どもたちが自分の準備ができるようになって
遊んでいる時に少々目を離しても大丈夫になって
タープやバーベキューコンロの
セッティングができるようになって
バーベキューの火の番ができるようになって

歳と共にだんだん楽になっていきました

〝よく頑張ったよね~!〟
と思い出に浸りました

テーマパークや旅行や豪華な外食など
お金がかかる事が一切できなかったから必死でした

お金をかける遊びより
こういう遊びの方が良いのよ
って
思ってても
言われても

やっぱりお友だちが旅行に行ったとか
テーマパークへ行ったとか
そんな話を聞くと胸がキュッとなったりしました


頑張ったな~

車を走らせて
無料の公園の長い滑り台巡り
雪の積もっている山の中の公道でソリ遊び
河原で石を積む競争だけで何時間も遊んで

そんないろんな思い出が
炭火の火の中でゆらめいていました

口数の多くない主人
炭火焼きを堪能しながら何を思っていたのかな




たぶん…

じゃこ天うまいな…
アスパラ噛み切れんし…

だけだったと思うけど




何かを感じていただけたらお願いいたします! いただいたサポートは他の方々のサポートへと繋げたいと思います。