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失恋緊急時サウナメソッド

告白します。


私は失恋アレルギーでした。


高校3年生の時に初めて発症した時の症状は【6時間に及ぶ暴走】でした。


その日は、いつものように朝練として多摩川の河川敷を走っていました。いいえ、いつものようにではありませんでした、前日に好きな人から振られていました。


通常は2km地点で折り返すのですが、振られた理由を悶々と考えながら走っていたら、いつの間にか着くはずのない二子玉川にいました。その距離、約20km。水も財布も持っていませんでした。


急いで河川敷を引き返しましたが時既に遅し。

40km地点でブラックアウトしました。脱水症状でした。


そこからは正直あまり覚えていません。気づいたときには幼馴染のチャリの後ろに乗って運ばれていました。

ツバサくん、本当にありがとう。


大学2年時に振られたときは、喉にものが通らず、【1日の主食:タバコ40本の煙】状態が一週間続いたこともありました。8kg落ちました。(いつか詳しく書きたいです)


そんな恋の病に侵されやすいハラダですが、サウナに行き始めてから飛躍的に失恋耐性が強くなってしまったのです。


今日は、そんな「失恋コンサルタントハラダ」だからこそお伝えできる『失恋緊急時サウナ入浴メソッド』によって悩めるあなたを完治させます。


『失恋緊急時サウナ入浴メソッド』

1.「恋の汚れを落ちやすくする」(納得するまで)



いきなりサウナには入りません。汚れがカラカラに乾いてしまうからです。

炊飯器の釜も放っておくと、乾いたお米がこびりついてしまいますよね。

だから、しっかりと「ぬるま湯」に浸かってふやかしてください。

ここで大切になるのは、「思考」という水分も加えてやることです。


・いつ気づけばよかったのか(when)

・どこで引き返せばよかったのか(where)

・誰が競合だったのか(who)

・何をすればよかったのか(what)

・なぜ私は振られたのか(why)

・どのように振る舞えばよかったのか(how)


とにかく5W1Hで自問自答を繰り返して下さい。


2.「熱風で汚れを吹き飛ばす」(12分)



ここでやっとサウナに入ります。

水分がたっぷりと染み込んだ汚れを、一気に落としていきます。


ここでも重要なポイントがあります。

既にお気づきの方もおられると思いますが、


「熱」ではなくて「熱風」

であることがポイントになります。


熱だけでは乾燥汚れに逆戻りしてしまうからです。


緊急時は「近くで扇げる熱波師は?」とsiriに聞いてみて下さい。


失恋においては熱波師は「お医者様」です。

特に、井上勝正さんは日本を代表する「失恋の名医」です。


熱・風・言葉の三方向からメスを入れて頂きましょう。

サウナ室から出る頃には、恋の悩みは吹き飛んでいます。


3.「防腐剤を塗って乾かす」(10分)



ここまで来たら完治までもう少しです。

ラストはコーティングをしていきます。


失恋に一番効く薬品は「水風呂」です。


水風呂に入らないと、ジワジワと失恋菌が繁殖してきてしまいます。

しっかりと水風呂に使って、無菌室から出したての脳みそに防腐剤を染み込ませて下さい。(頭まで浸かることができる病院がベストです)


絞ったら垂れてくるまで染み込んだら、仕上げとして「外気浴」で乾かします。可能であれば、新鮮な空気がある山風やミネラルたっぷりな海風に当たれる病院に行きましょう。


『失恋緊急時サウナ入浴メソッド』の説明は以上となります。

このメソッドが身についた時には、あなたはもう失恋なんて怖くありません。

次の恋へ果敢に挑戦できる人間に生まれ変わっているはずです。(失恋コンサルタントハラダ)

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