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誰かに背中を押してもらうこと①私のcocan出品

まとまりのない誰かの0を1に変えるべく、想いに耳を傾けながらサポートできる人は本当にすごいなと思う。

本日は、私のとりとめのない、ふわーっとした「やりたい」という無形の気持ちを、2人の方にお願いして、形あるコトに変えてもらったというお話。

1人目はcocan運営者の 小南優作さん

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cocanを知って約1か月。いくつかのcocan体験を通して感じたことは、

cocanお願いして提供してもらったコトに対する、私のお返し(出品者さんからのcocanして欲しいコト)がライトで有難い限りなんですが、私の余った感謝をどうすればいいかしら?」

ということ。
そして余った感謝の気持ちを言葉にしようと、体験の度にnoteを書くことにしました(大分タイムラグはあるのですが)。

ちょうど止まっていたnoteの記事ネタにもなって一石二鳥というのもあって、よい機会をいただいています。

でもそれだけではなんとなく想いがおさまらず、いつぞや「自分も出品したい」という気持ちが芽生えてきました。

ただ、困ったことが。

ちょっとしたできるコトがあるようで、ない。

ということです。

おさらいになりますが、cocanとはそもそもこういうこと。

cocanは、お金を介さずに「今自分にできる、ちょっとしたコト」と「してもらえたら、ちょぴり嬉しいこと」を交換できるしあえる場所です。
「似顔絵を描くから、私のためだけに一曲歌って!」
「進路相談にのるから、恋の悩みを聞いてほしい・・」
「試作品をおくるので、記事にしていただけないかな~」
「秘伝のレシピを教えるよ!お店の宣伝手伝ってー!」
こんな世界を実現したいな、と思っています。

コンセプトからすると、本当にちょっとしたコトで構わないと理解はするものの、とは言え、出品するにあたり言語化しなければならない。相手に伝わるようにしなければならない。加えて、私が提供するコトは私がこれまで頂いたcocan体験と同等の満足度が得られるコトがいい。

そんな風に思い始めると、私のできる「ちょっとしたコト」って何? となったのです。

cocan コンシェルジュに相談

私はcocanの出品の中にあった、cocanコンシェルジュに相談を。

ここでcocanを運営している小南優作さんが、いろいろヒアリングの上、方向性を一緒に考えてくれました。

私はまだ固まってない、うすぼんやりとした「こういうコトなら出来そう」を3つほどお伝えしました。

いつもなら相談する前の段階で、ある程度用意しとかないと…とあれやこれやと自分で考えているうちに
「こんな相談してなんて思われるだろうか…」
「こんなライトな「コト」なのに相談なんかしちゃって、他にもお仕事あるだろうに大丈夫なんだろうか…」
と消極的な感情が生まれ、頓挫してしまうことが多いのですが、今回はそんなこともなく、すんなりお願いできました。

今思うと、cocanに流れる、受容と承認のような優しい空気が、小さな一歩を踏み出す後押しをしてくれたように思います。

数日後小南さんから丁寧なお返事が。

そこには、私のうすぼんやりとしたイメージをふちどるように、タイトルや出品内容のテキストの案が書かれていました。その他、既に出品済みの類似の「コト」の紹介や、こうするともっと良くなるんじゃないかということもアドバイスいただきました。

何より嬉しかったのは、私のぼんやりに対しての意見を率直に、そして丁寧にお答えくださったこと。

「こうすると、お互いに負担が大きくなる可能性がありますので・・・」
「○○くらいの温度でまとめるとよいかもです!」
「率直な印象をお伝えすると、やや伝わりづらいかな~と感じました」
「~といった表現の方が伝わりやすいかと思いました」

小南さんのアドバイスを受け、四方八方に散らばっていた「やりたい」を削ったり付け加えたりしながら、私は「手紙を書くコト」を出品することにしました。

その内容は
・依頼してくれた方とオンラインでお話すること
・お手紙は便箋で、手触りのあるものをお届けすること
・それぞれに合った便箋を選ぶこと
・エールを送ること

でした。
「そうと決まったら、さっそく出品! あ、サムネイルが必要ね…」
と、また私はcocanでサムネイルの作成を依頼をすることに。

お願いしたのは ようこ@野に咲くことば さん。

ここで私はようこさんと自分のcocanについてお話することになるのですが、自分の掘り下げがまだまだ浅かったことに気付くのです。

そのお話はまた次回に。

***

「ちょっとした…」とハードルを下げてもらっていてもなお、新しいコトを始める時はやはり勇気がいるもの。
今回小南さんにお世話になり、誰かを頼りながら前に進むことって大事だなと思いました。あとは、受容と承認の安心空間は一緒に過ごした時間や関係の濃さはあまり関係ないということも学び…世界はなんだかんだ優しいなと。
これまで自分が勝手にビビってスルーしてきたことの数といったら…としみじみ。

cocanコンシェルジュは出品の為のベイビーステップ。いきなり出品は気持ちがソワソワして少し躊躇する…という方は、ワンクッション挟んでみるのもありかもです。

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