最近格ゲーの話題が表に出る件とこれからの考察

僕が格ゲーを始めたきっかけ

FPSゲーマーの僕が格ゲーをやり始めたきっかけはやはりこの件

ブリジット参戦!!

格ゲーに関心がなかった層が興味を持ったのが「ブリジット」の実装じゃないかなと思う。
男の娘が好きでブリジットの存在を知らない人はほぼいないだろう。
格ゲー未経験者でもこの子だけは知ってるという人は多い。

そこから「格ゲー」というジャンルが水面下で広がり始めたのは間違いないはずだ。
(男の娘界隈で)有名な絵師がブリジットをこれでもかと量産しているのを見ていたし「ブリジット興味出てきたからやるか」と格ゲーを始めた人も多かった。

ここまでは『僕の周りで格ゲーを初めて触る層』の広がり方の例を話した。
これはニッチな層で増えた数なので極端に多いわけではない。
だが、このニッチな層から枝分かれして様々な層に広がるということはよくある話。

ここからは"大きく流れが変わり始めた"と僕が思ったきっかけの話をする。

有名配信者と格ゲー

最近は何事も動画配信サイトが人気の起点になりやすい。
特に『VTuber』が今テレビや雑誌、さまざまな有名ゲーム内キャラとして実装されることもある。
ことゲーム界隈での影響力としては"見た目"という点でも大きいのではないかと思われる。

昨今、日本でかなりの数字持ってるVTuber企業系の「ホロライブ」と「にじさんじ」

「にじさんじ」に関しては知るところだと約2年前(2021年)には格ゲー配信が始まっている様子。
https://www.youtube.com/live/9LDVP_nft2E
https://www.youtube.com/live/HN4cUkDTk0g

また、にじさんじ経由でFPS系配信者も参入する機会がある。
この点からもFPSユーザーも格ゲーに触れる可能性が増えたのでは。
https://youtu.be/Tr8Oz8NHlhY

ただ再生数に関しては初回が多いが、直近では徐々に再生数は減っている様に見受けられる。
これに関しては格ゲーの人気や、人気度による視聴者のゲームに対する理解度。
さらには常にゲーム内容に集中する必要のある格ゲーに対し、雑談も挟めるFPS(というかバトロワ系)。
配信者のキャラクターを売りにしているところからもバトロワ系は相性が良いのだと思う。

「ホロライブ」に関しては「犬神ころね」さんが印象深い
https://www.youtube.com/live/xcQvTzaEJ6o

彼女は海外人気も高く、視聴者の層もそれぞれ全く違う。
様々なジャンルのゲーマー、クリエイターがファンなので広がり方も凄い。
なんと最近ファンメイド無料ゲー「Idol Showdown」という「ホロライブの格ゲー」が生まれている。
このゲームが生まれたきっかけも彼女の影響力は大きいのだろう。

https://store.steampowered.com/app/1742020/Idol_Showdown

今後の格ゲーに関しての考察

やはり外せないというか、いま熱い話題としては「ストリートファイター6」のストーリーモードだろう。
「ストリートファイター6」では自分のアバターを作成し、成長要素があるオープンワールドのストーリーモードが実装される。
https://youtu.be/wE0N6EJVQe4

格ゲーマー界隈でよく聞くのは「格ゲーの導入として良い」という話。
これに関しては"少しだけ"同意するが、格ゲーを全くやってこなかった僕からするとストーリーモードを対戦の導入としてだけに8000円も払う度胸はない。

格ゲーというジャンル、ましてや有名な「ストリートファイター」というシリーズで、新規で入りボコボコにされるだけの可能性が大きすぎるモノに"先払いで"8000円もお金を払いやってみる……なんてこと、よほど金持ちじゃないとできないだろう。

格ゲーメイン層"ではない"僕はどちらかというと「アクションRPG」として期待している。

例えば「龍が如く」や「シェンムー」をやる層が格ゲーを好きな人ばかりではない。
ストーリーを楽しんだり、育成要素を楽しむことがメインだったりするし、ミニゲームが楽しいわけだ。

であれば、「アクションRPG」としてゲームを購入し、おまけに完成度の高い対戦要素があると思い購入するのであれば、あとから後悔するということもないだろう。

そして配信者がこのストーリーモードを配信することは間違いないだろう。
長期シリーズ化になると思われ、それにより目に触れやすくなる機会が増える。
ストーリーの質にもよるところはあると思うが、配信者の力量次第でもストーリーをさらに深く楽しめる可能性がある。

ストーリーモードではプレイアブルキャラクターにもスポットライトが当たり、人物像や物語の魅力が伝われば、そのキャラクターを操作したいという思いからゲームを購入することもあり得るだろう(僕がブリジット実装でGGSTを購入したのもソレ)。

今はゲームセンターで格ゲーを遊ぶ層より家でネット対戦を遊ぶ層の方が多い。

「ストリートファイター6」は
『アクションRPG』として。
『アクションアドベンチャー』として。
『格ゲーRPG』ジャンルの基礎として。
今後の格ゲースタンダートとして進んでいくポテンシャルを持っていると思っている。

ちなみにちょっと別の話になるが「シェンムー」は「バーチャファイターRPG」を目指していたらしい。
もし「ストリートファイター6」が本格的に広い層に売れたら『シェンムーのオンライン格ゲー』とか『龍が如くのオンライン格ゲー』が生まれたりしないかなって期待してる。

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