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ローカルファクター

地域によって、細菌ごとの抗菌薬の感受性率は異なり、ローカルファクターとよびます。特にグラム陰性桿菌は重要です。そしてその抗菌薬の感受性率をまとめた表のことをアンチバイオグラムとよびます。
急性胆嚢炎・胆管炎のガイドライン(TG18)にも「耐性率が 20 %を超えている場合には,耐性菌に対する初期治療を開始することを推奨する」と記載されていることからもアンチバイオグラムを知っておくことの重要性がわかります。
当院では毎年アンチバイオグラムをまとめてその表をこんな感じで外来に貼っています。

アンチバイオグラム

スタッフの感染症診療に対するリテラシーも上がって効果的です。

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