【旅ログ】ミラノで1日ぼーっと過ごしてみる
前回
夜22時半頃、ミラノに到着。
バルセロナは半袖で過ごせるほど暖かったのに、
ミラノに着いたら、震える寒さで放り出された。
50分ほど高速バスに乗って、ミラノセントラル駅に到着。
雰囲気は少し荒れている。
電車の券売機付近では、チケットを売りつけようとしてくる人たちが、何回断ってもゾンビのように絡んでくる。
ミラノ2日目。初めての朝。
とりあえず買い物に行く。
スーパーは、宿から徒歩1分のところにあって便利。
小さめだけど、気軽に買い物できて良い。
クロワッサン、今まで食べた中で1番美味しかった。
表面は軽く、中はしっとりしてて、バターの風味が強い。もっと食べたいけど、結構胃に来る。
アランチャロッサという赤色のオレンジジュースは、イタリアでは主流らしい。
ほんのり苦くて濃厚で、普通のオレンジジュースより好きだ。
今日はゆったり、マップを見ずに宿の周辺を気ままに散歩してみる。
建物もにおいも落ち着かないけど、空や草木は見慣れたものとあまり変わらない。
人は、移民系の人が多い気がする。
なんとなく、「田舎でも、イタリアだからおしゃれだろう」と想像していたけど、そうでもなかった。
多分、ここを歩いてる人たちはみんな住んでる人で、旅行客の自分は異質なんだろうなーと感じる。
公園のベンチになんとなく座り、iPadでそのまま目の前の景色を描いた。
怪しげな女性に話しかけられたので、「イタリア語分からない」と応えた。「本当に喋れないの?」と何度か確認され、去っていった。
何だったんだろう。
暇なので、15分ほど歩いて大きめのスーパーに行ってみる。
ボトルワインが1本200〜600円ほどで売っていて、テンションが上がる。
サーモンの切り身が美味しそうだったので、係の人に「ひと切れいくらぐらいですか?」と聞いたら量ってくれた。
1500円くらいだったので、「ちょっと高いので買えないです...」と言ったら3回ほど睨まれた。
めっちゃ怖かった。ごめん。
パンの買い方が面白かった。
棒でパンを外に出して、手で取り、紙袋に入れる。
ただ、手に取ったパンがびっくりするほど硬かった。
宿でかじってみたら口を怪我しそうだったので、削ってパン粉にして、後日ズッキーニのパン粉焼きにした。
今日は、地味に悲しいこともあって、だんだんと自信が無くなっていき、最後スーパーのレジでは消え入る声で「グラッツィェ…」となっていた。
でも、ごはんが美味しかったので良かった。
明日はどんな日になるんだろう。
つづく
頂いたサポートで美味しいものを一つ食べます( ´ ▽ ` )