ひとつひとつの「体験」を大切にしたい。
おはようございます。
昨日は、おひさまが心地よくて思わず公園で作業していました(#リモートワーク?!)
さて、今週もせっせと『えんとつ町のプペルVR』プロジェクトを進めさせていただいています。
毎日アーティストさんやエンジニアさん、企画チームとの打ち合わせに追われていた秋から、今は少しずつ力の注ぎ方が変わって、「お客さん」と向き合うことに時間を使っています。
「お客さん」といっても、このVRを制作の段階から応援してくださってるコミュニティのみなさんが中心なのですが、制作にどっぷり浸かっていた頃よりも、どうすればみなさんに興味を持ってもらえるのか、届くものになるのか、を考えています。
それはまたちがう頭の使い方とか、発信の仕方が必要で、毎日「ああすれば良かった」とか、「これはどうしたらいいんだ」とか、見えていないことの連続です。
そんな中で、開発段階でもみなさんの反応を参考にさせてもらいたいなと思いつつ、「制作途中のえんとつにのぼれる会」や、「完成間近のVRを見れる会」などをゲリラ的にやらせてもらっています。
コロナの影響や開発過程を優先させていただいてるため、東京中心になってしまっているのが、とても残念なのですが、それでもいつもたくさんの方に協力していただいています。
一般的に見れば、「ユーザーテスト」なのですが、単に「ユーザーテスト」と呼ばずに、名前を変えているのもちょっとした考えがあって、もちろんVRを楽しみにしてくださってるみなさんは「ユーザー」さんなのですが、完全に「作り手/お客さん」に分けたくないからです。
あと、「テストに参加」って言うよりも、「できかけのえんとつにのぼってきたよ」って言う方が、なんだかわくわくなあって思いました(笑)
「VR」っていうとっつきにくい(想像しにくいもの)だからこそ、どうすれば「ちょっとおもしろそう」って思ってもらえるんだろうって、日々頭を悩ませてます。
ゴーグルをはめると360°絵本の世界が広がっていて、その中に入ることができる。
これってエンタメとしてすごい体験だと思っていて、心だけじゃなくて、思わず身体も「わあ!」ってなってしまうもので・・・
文章で書ききれないのがもどかしい・・・・!!です!!!!!
この半年、ほぼ毎日ずっとVRを見ているとその感覚に慣れてしまうんですが、こうして体験会をやらせていただくと、すごく新鮮な表情で驚いてくださるみなさんのリアクションのおかげで、はじめの頃のその感覚を思い出させていただいてます。
↓VRプロジェクトを担当させていただく前に、最新のVRを体験させていただいた時のこと。
(まだquest2が発売前だ・・・)
そして、こうやって同じようにVRのおもしろさを伝えて、そしてエンタメとして体験を作っていってくださる方を集めたくて、スタッフ募集のチケットも発売してみました。
いつも体験会も即完なのですが、今回は体験会もスタッフ枠も、発売開始10分でなくなってしまって・・・
本当に、本当に、ありがたい限りです。
個展や映画のように、一度にたくさんの人を集めたり、多くの人と一緒にイベントを作ることは難しいけれど、VRのイベントでは、その分、共有している空間を大切にしながら、丁寧に心を込めて体験を作っていけたらいいなと思っています。
興味を持っていただけたら、ぜひグループに参加して、応援していただけると嬉しいです。
よろしくお願いします😊
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