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【映画えんとつ町のプペル 現場レポート vol.21】たくさんの想いを背負えるようになること。

おはようございます。

昨日は、(株)NISHINOのオフィスでみんなに会って「やばいなあ」「ヒリヒリしてるなあ」とお互いに確認し合っていました。

チーム全体が佳境です。

さて、そんな中今日は、映画『えんとつ町のプペル』の打ち合わせの様子をレポートさせていただきます。

サムネイルにありますが、映画公開まで【あと36日】

時間にすると、【あと864時間】です。

私は3月から(株)NISHINOのインターン生として、この打ち合わせに参加させていただいてきましたが、いよいよここまできたのか、と感じています。

たった数ヶ月の私でもそんな感覚なのに、製作委員会の皆さん、そして8年前に一人でこの物語を書き始めた西野さんは、いまどんな気持ちなんだろう。

どれだけのものを背負って、

どれだけの未来が見えているんだろう。

そう思いました。

案の定、というか、昨日の打ち合わせではZOOM画面をつけた瞬間、明らかに西野さんの「追い込んでいる感」がすごくて。

「疲れている」というとマイナスな感じがするけれど、でも明らかにすり減っていて、極限まで勝負してる感じが、ZOOM画面越しにも伝わってきました。

口調は柔らかなんですが、姿がもう物語ってるんです。

そして、もちろんその温度感は西野さん個人のものではなくて、チーム全体に漂っていて。

特に、アニメーション制作のスタジオ4°Cの方々は、口調は穏やかですが、本当に最後の最後までクオリティにこだわって、ギリギリのところで勝負されてるんだなということが、すごく伝わってきました。

この打ち合わせには、西野さんやスタジオ4°Cの皆さんをはじめ、宣伝、広告、グッズ制作、協賛、イベント担当、サロン運営、マネジメント、映画関係の方々など、本当にたくさんの方が参加されています。

私が加わらせていただいた春から夏頃までは、みんなで話し合って何かを決めたり、アイデアを出したりするようなことも多かったんですが、

ここ最近はもう何かを決めるというよりも、チームの中でそれぞれの方が動かしているものを、素早く共有していく、というスタイルになっています。

もう何かを迷っている段階ではなくて、決めたことに対してそれぞれが走って、「正解」を作っていく

そんな段階です。

西野さんはよく、リーダーは「正解を探す」のではなく、「決めたことを正解にする」のが仕事だと教えてくださるのですが、まさにそれが体現されていて。

まさに「チーム戦」って感じがしています。


昨日も、打ち合わせで話すべきことを話し終えた後に、「いよいよですね」というような会話がありました。

そして、とある方が言いました。

「映画の興業の成功は宣伝資料の厚さで決まると言われているけれど、みなさんのおかげでこの会議の資料もすごく分厚くなってきた。きっとこの映画も素晴らしいものになるにちがいない」と。

映画では毎回、パワーポイントのスライドが共有されて、そこに各部署の方が進捗や報告を書き込んでいきます。

私の記憶では最初は20枚程度でしたが、昨日の会議では66枚になっていました。

本当にそれだけの方が関わって、動いて、想いが詰まった作品になっているんだなと思います。


先日、西野さんのこの挑戦の物語を綴ったエッセイ『ゴミ人間』の予約がはじまりました。

これまでウェブで連載されていたものですが、私が好きなのは、この大吉先生のエピソードの回です。

売れっ子タレントさんだった西野さんが、新しい「絵本」という世界に飛び込んで、自らビラ配りをしたり、クラファンでドブ板営業をされていたりする頃の話。

その中で、「期待に追いつこうとする力」が自分を成長させてくれたことを書かれています。

これまでのレポートでも、先ほども、「この作品はたくさんの想いを背負っている」と書かせてもらいましたが、

人の想いを背負えるようになる、預けてもらえるようになるって本当に凄いことだと思うんです。

その世界ではまだ何者でもない人間が、夢を語って、未来を語って、たくさんの人を巻き込んで、チームを作って、作品を作っていく。

途方もない道のりだ、と思いました。

私が毎回感じさせてもらっている会議での皆さんの想いは、そうした熱量の上に成り立っているもので、こうして各業界のトップランナーが集まって、ひとつになって、作品を世に出そうとしている。

それって物凄いことだな、とあらためて思いました。

そして、サロンでそうした瞬間を日々共有してもらってるのも、他にはないことなんだなと。


映画公開まで【あと36日】

もちろんそこで物語が終わりじゃなくて、そこからがスタートです。

ただ、この36日がどう過ごされていくのかは、必死で書き残しておきたいなと思いました。

公開までの全体会議の回数も、片手で数えるほど。

インターン生の私ですら想像しただけでちょっと震えます。

少しでもこの熱量をみなさんに伝えていけるように、がんばります。

映画『えんとつ町のプペル』、ぜひみんなで盛り上げましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

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そして、私はインターン生として今年の3月から西野さんのもとでエンタメを学ばせてもらっているのですが、なんとか映画に少しでも貢献したいと思っています!

そこで、チーム西野の若手3人でオンライン講演会を開催し、その売り上げを全額ムビチケプレゼントに回します!😊

題して、『キンコン西野さんから教わっていることを話す会』

ぜひ、よろしくお願いします!!!

キンコン西野さんから教わっていることを話す会

■2020年11月25日(水)21:30〜22:30
Vimeoの配信リンクをお送りします。
(アーカイブあり)


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