見出し画像

「空間」じゃなくて「場所」の話。

おはようございます!

昨日のnoteで大好きなディズニー音楽のことを書かせてもらったところ、たくさんの方から共感いただいて、めっちゃうれしかったです。

その中でも、「アランメンケン最高だよね」というコメントをいくつかいただいたのですが、アランメンケンのこのサイトがもう最高すぎるので、もしよければ見てください・・・!!(映画1本見たくらいの気分になれる)


さて、そんな風に昨日は大好きな「音楽」のことを書かせていただいたのですが、今日も自分の関心があることを書かせてもらおうと思います。

今日は、「空間」のことです。

以前から「空間」とか「アート」のことを絡めて書かせてもらっているのですが、厳密にいうと、実は興味があるのは「空間」よりも「場所」です。

これまでも、空間空間と言っていましたが、本当はずっと「場所」の話をしていたのかも。

わたしは、「空間」と「場所」を区別して考えていて、わたしがというよりも、学問の世界では別のものとして考えられていて、ざっくりとした理解だと、「空間」は客観的に認識できる物理的なハコ、一方で「場所」にはなんらかの意味が付与されていたり、文化が根付いていたり、人によって意味づけが違ったりするものです。

例えば、ある人にとってはなんの思い入れもない駅前でも、ある人にとっては恋人と待ち合わせする特別な「場所」になっていたり、なんの変哲もないグラウンドが、青春の思い出の「場所」だったりする。

「場所」にとって大切なのは、そこに、人と人、人と世界の「関係性」があったり、そこに刻まれた「歴史」があることなんじゃないかと思っています。(#わたしが思ってるというよりも、えらい学者が言ってた)

そういう意味で、わたしは単純に「空間」に興味があるというよりも、いろんな意味を含み込んだ「場所」に関心があるんです。

じゃあ、とある「空間」を誰かの心に残るような大切な「場所」にするにはどうしたらいいんだろう、ということを考えていて、そこには「五感」とか「感動」とか「物語」とか「思い出」が必要なんじゃないかと。

そこでいかに心を動かしてもらうか、物語を作ってもらうか、そしてそれを誰かに話したいと思ってもらうか。

それは必ずしも「世界遺産」とか「インスタ映え」とかじゃなくて、何気ない街角や家の風景でも、そこにストーリーや想いが乗っかれば特別になると思うんです。

前に、『まーちゃんがキンコン西野さんに勉強を教える会』という勉強会でもチラッとお話ししましたが、わたしは初めてベルリンに行った時、ベルリンの壁や教会よりも、ストリートピアノを弾いてるおじさんが強く印象に残っていて、というよりも、そのおじさんがいたあの「路地」がすごく印象深くて、わたしにとってあの「路地」は、「場所」になっています。

そこにいない時でも思い出したり、体温を乗っけたり、時間がたってもこうして語れたりする。

他にも、中学生のころいつもソフトボール部の仲間たちと帰っていたんですが、家の方向が分かれる曲がり角、コーヒー屋の向かいでいつも何時間も立ち話していて、あそこもわたしにとって大切な「場所」になっています。

友達が大笑いしすぎて後ろにひっくり返って、植木鉢のサボテンが足に刺さったのもいい思い出です(#話の内容は全く覚えてない)。

この他にも、初めて行った大阪城ホールのコンサートや福島の盆踊り、5歳の時に行ったサンリオピューロランドなど、人生の中に大切な「場所」はいくつもあって、そういうものを作り出してあげる、演出してあげるのもエンタメなんじゃないかと思いました。

天才万博なんて、きっと、まさにそうですよね。

「最高の時間を作る」のももちろんだけど、と同時に「場所」を作ってるんだと思います。

というわけで、今日はちょっと抽象的な話になりましたが、頭の中にあることを書いてみました。

もうちょっと噛み砕いて、これをエンタメにしていきたいです。

みなさんにとって大切な「場所」はどこですか?😊

今日もがんばりましょう〜!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?