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【映画えんとつ町のプペル 現場レポートvol.1】『届くもの』から『届けるもの』へ。

おはようございます。
昨日から(株)NISHINOのインターンがはじまりました。

さて、初日の現場はなんと、

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映画『えんとつ町のプペル』の宣伝会議。


(生意気にも!)
インターン開始前に、
「映画の打ち合わせに参加したいです!」とお願いしたところ、
「映画の進行状況をみなさんにnoteで伝える」という役を
西野さんにご提案いただき、参加させてもらえることになりました。
(西野さん、関係者の皆様ありがとうございます!🙇‍♂️)

とは言ったものの、今日がインターン初日。
映画の現場も、プロモーションの現場も初めてのわたしです。

でも、だからこそ今日は、
そんなわたしが見て感じたエンターテインメントの現場について
書かせていただこうと思います。


さて、今回の会議は、
2020年12月に公開予定の『映画 えんとつ町のプペル』のプロモーションに関するもの。

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会議の場所は、『西野亮廣エンタメ研究所』メンバーおなじみの
コーワーキングオフィス「ZIP」です(絵本の世界観!)。
↓(※ZIPの予約はサロンメンバーのみ可能です。)

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会議には西野さんや吉本興業の各部署のみなさんをはじめ、
広告代理店や映画プロモーション会社の方々など
10人以上の方々が参加しました。

12月の公開に向けて、
どんなプロモーションをして、どんなイベントを仕掛けていくのか。

公開までの限られたスケジュールを
全速力で走るための作戦会議がされていきます。

そんな中、今回のプロモーションで大きなテーマになったのは、
「隠さない」ということ。

映画のストーリーも、作る過程も、届ける過程も
すべてオープンにしていく。

これまで『えんとつ町のプペル』は、
絵本を無料公開したり、
舞台を上演したり、
西野さんが講演会で映画のあらすじをすべて話してしまうなど(!)

「隠さない」という姿勢で
従来の絵本や映画のあり方を覆すさまざまな取り組みがされてきました。

内容を秘密にしてお客さんに足を運んでもらうのではなく、
あらかじめ内容を共有することで、より映画を楽しんでもらう。

西野さんいわく、「徹底的にシェアする」という姿勢。

それが、今回のプロジェクトの鍵になっています。

まだ大きな声では言えませんが(!)、
他の映画ではグッズにならないようなものがグッズになってしまったり、
これまでの映画では考えられないようなプロモーションが
たくさん生まれそうです…!🏃‍♂️🏃‍♂️(乞うご期待)


今回の映画は、絵本を皮切りに
8年以上も走り続けてきた『プペルプロジェクト』の集大成。

「どうやってひとりでも多くの人に映画を届けるか」

加速度をどんどんあげて、
「届ける」ためのプロジェクトが進んでいます。

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今回、わたしが打ち合わせに参加させていただいて感じたのは、
エンターテインメントのあり方が変わろうとしているということ。

もっと言えば、
わたしたちにとってのエンターテインメントが
手元に『届くもの』から
誰かに『届けるもの』へと変わっているということ。


例えばいま、『映画 えんとつ町のプペル』では
「子どもたちに映画をプレゼントする」という
クラウドファウンディングがはじまっていて、

「映画を子どもたちにプレゼントしたい人」と
「映画をプレゼントされたい子どもたち」が
マッチングされる仕組みができています。

開始からわずか6日で、
677人のプレゼントする人
4396人のプレゼントされる子どもたちが出会っている!
(2020年3月2日時点)

クラファン



これまで『えんとつ町のプペル』は
絵本の分業制やオンラインサロンを通して、
「作る」にたくさんの人を巻き込むことで、大きな注目を集めてきました。

でもここからは、
「届ける」すらみんなでつくっていく時代なんだと思います。


たしかに、あらためて考えてみると、
いつからかわたしたちは「エンターテインメント」は
手元に「届く」ものだと思うようになっていた。

テレビをつければ、スマホをひらけば、
受け取りきれないくらいたくさんのエンターテインメントが
目の前まできていて、
わたしたちはそれを「受け取る」か「受け取らないか」という
2つの選択肢で選んでいました。

だけどいまはもう、
コンテンツを「受け取る」だけじゃなくて、
それを誰かに「届ける」ことまでエンターテインメントになっている。

エンターテインメントのあり方が変わる時代が、
もうすぐそこまできているんだと思います。

『届くもの』から『届けるもの』へ。

これから、12月の公開に向けてさまざまなプロジェクトが動き出します!

自分もその一員に加わったんだと、
そして、これからたくさんの人たちとその「届ける」をつくっていくんだと
大きな船に乗ったような気がしたインターン初日でした。

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プペルの主題歌を弾き語りはじめたら止まらなくなり、
記事の完成がギリギリになってしまいました!🏃‍♂️
音楽ってやっぱすごいね。

・3月5日(木)19:00〜23:00@五反田スナックCANDY
「スナックまーちゃん&べぇくん」

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↓「ことば」の前借り受付中〜🏃‍♂️


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