「背負う」の環境の中で感じていること。
おはようございます。
昨日は週があけた途端、いろんな方面から一気にボールが飛んできて、パニックになっていました(#過去形かどうかあやしい)
わたしはいま、『えんとつ町のプペルVRプロジェクト』の責任者をやらせていただいています。
今日は、そんな日々の中の率直なきもちを。
小さい頃から割となんでも要領よくこなすのが得意で、たいていのことは人並みかそれよりちょっとできるような子供で。
中学校の時は、友達の恋話の長電話を聴きながら翌日の宿題をぜんぶ終わらせたり、高校の時は受験勉強しながら音楽しながら週6で運動部をするようなマルチタスク人間だったのに、
今は、その面影はどこへやら、
テンパって、たったひとつの目の前の仕事が全然手につきません。
もちろん中高生の頃なんかに比べてやらせてもらっていることの規模が全然ちがうというのはあるのですが、本質的な問題はそこじゃなくて。
「自分一人のことじゃない」ってプレッシャーが半端ないんだと思います。
自分一人でいろんなことに挑戦している時は、もちろん応援してくれる方の期待というのはあるけれど、でも失敗しても、自分が悔しいだけ、悲しくなるだけ、成績が落ちるだけ。
でもいまは、そんなわけにはいかなくて、
夜中や早朝に無理なお願いをして対応してくださったり、色んなものを差し置いて関わってくださったりしてるチームのみなさんがいて、そんな方たちの思いや努力が報われなくなってしまうんだなあと思うと、
そこに対する責任というか、自分の「決定」が影響を与える範囲がすごすぎて。
正直すごくこわいです。
「やってやるぜ!!」とか、「このメンバーで最高のものを作りたい!!」とか、もちろんいっぱい前向きな気持ちはあるけれど、
それとおんなじくらい、
「ああ、このメッセージにわたしがどっちの返信するかで、この方の向こう数ヶ月の動きが決まるんだな」とか、「何百万っていうお金が動くんだな」とか。
そういう場面が、瞬間が、毎日やってきて。
準備ができてから打席に立ちます、なんて誰も待ってくれない、と。
準備なんかできてないのは百も承知で、それでも決めないと進まないから、なんとかその時のない頭を振り絞って決める。
でも「あれでよかったんだろうか」という迷いは常にあって、でも迷ってたら何も進まないので、「これでお願いします!!!」と伝える。
伝えても、相手のプロの方の反応が微妙だったりすると、「やば・・・」と思うけど、それでも「お願いします!!」と言い切る・・・ふりをする。
「ああ、なんでもっとインプットしてこなかったんだろう、考えてこなかったんだろう」って毎日思ってるけど、そう思ってる時間ももったいない。
もったいないくらい、身に余るくらい恵まれた環境を与えてもらっているけれど、正直、ど真ん中にいるとそんな気持ちで、
でもこんな体験をさせてもらっているのは本当にすべて周りの方のおかげだから、そこで感じていることを、素直に、言葉にすることも大事なんじゃないかと思って、
切羽詰まりながらnoteを書いています(笑)
この前、(株)NISHINOメンバーとご飯に行きましたが、
「もう、ちょっと本当にやばいんです・・・」というと、
全員爆笑しながら「最高じゃん!(笑)」と言ってくれました。
誰一人「大変だね・・・」なんて言葉をかける人はいなくて、「まーちゃんすげーーわーー最高だわーーー!!」とか「それめちゃくちゃいいよ〜〜〜」とか、終始みんなニコニコしていました。
「なんでこの人たちはこんなに笑ってるんだろう(笑)」と思いましたが、そういう環境だから、わたしも「やばい!!😹」なんて笑って言えるのかなと。
いつも見守っていただき、ありがとうございます!
人の心に残るようなエンターテインメントが作りたい。
今日もがんばります!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?