VRと『空間の魅力』を探す旅
おはようございます。
昨日は寝る前にあるブログを読んで、爆笑してしまいました。
こんな楽しい会社で働かせてもらっています。
驚きの毎日です。
(かめぴょんさん!めちゃくちゃおもしろい解説ありがとうございます!)
さて今日は、先日『えんとつ町のプペル』のVR最新作の開発現場に
お邪魔した時のことを書かせていただきます!
実は、この最新作については、
西野さんがすでにオンラインサロン内で色々と書かれていて、
こちらの記事にもなっているので
よければそちらも読んでみてください!^^
(新しいコミュニケーションの可能性を探っている!)
今回お邪魔させていただいたのは、
五反田にある開発オフィスで、こんな感じの場所。
隣には会議などができるスペースなどがありますが、
基本はVRを実践しながら開発できるように、
広いスペースが必要とのこと。
ちなみに、壁にいろんな絵が書いてあるのは、
VRを装着している人が動いたときに位置を把握するためだそうです。
真っ白だと、遠近感が捉えにくいとのこと。
(ただ、最新版は進化して、壁には影響されないらしい)
今回は、エッフェル塔個展などでも展示された、
前回版のVRを開発されたディレクターの萱嶋さんと、
ディベロッパーの高品さんに、
VRについて基礎から色々と教えていただき、
実際に現在開発中のVRを体験させてもらいました!
今回体験させてもらったのは、
『えんとつ町のプペル』そのものではなく、
現在開発されている「空間を上下に移動する」技術を使った
さまざまなコンテンツです。
まず、VRを装着すると、わたしたちは白い箱のような部屋の中にいて、
その奥にある『エレベーター』に乗り込むよう指示されました。
魔法がかけられたように、
エレベーターの箱のスペースがひとり分ずつに光っていて、
そこに足を踏み入れると、エレベーターが上昇し始めます。
(#本当に上がっていると錯覚する(株)NISHINO勢。)
そして、フロアに着くと、
各フロアごとにいろんな空間が広がっています。
例えば、みんなで部品を組み立てるようなゲームができる空間や、
『Tomorrow land』という世界最大規模の音楽フェスを再現した空間。
↓こんな感じ
↓の、中に自分がいる。
(#ちゃっかりフェス気分。)
そして、能の舞台がみられる空間や、最後はショッピングモールまで。
(#舞台をのぞき込む(株)NISHINO勢。はたから見るとなんかかわいい)
VRゴーグルにスピーカーがついているので、
各階ごとに全くちがう音楽が流れて、
全くちがう世界が広がっています。
物理的にはひとつの空間にいるのに、
場の経験はいくつものレベルになっている、というのは
とっても新鮮な感覚でした。
(#ぶつからないように探り合う(株)NISHINO勢。)
これがもっともっと進化すると、
テクノロジーうんぬんではなく、
『人と人のコミュニケーション』や
『空間と人のコミュニケーション』のあり方が
全く変わってしまうだろうなぁと思いました。
そして、ひととおり体験したあとは、
これからこのVRプロジェクトをどう進めていくのか、
そしてVRを使ったこれからのエンタメの可能性について、
お話させていただきました。
その中で、萱嶋さん、高品さんおふたりから
次のVRエンタメを考える上で面白い例として教えていただいたのが、
『Sleep No More』です。
これは、ニューヨークのオフ・ブロードウェイで上映されている
体験型ミュージカル。
これは、西野さんやSHOWROOM代表の前田さんなど、
エンタメビジネスの最前線を走る方たちが
みんな注目しているコンテンツですが、
VR開発のおふたりからみても、とっても面白いとのことでした!
そして、『Sleep No More』のどこがVRと通じるのかというと、
おふたりいわく、VRは『テクノロジーの開発』だけではなくて、
建築家の方がデザインするのと同じように、『空間の設計』だということ。
それが物理的にリアルなものなのか、
バーチャルなものなのかがちがうだけで、
どちらも『空間の表現』には変わりない。
だから、VR×エンタメを考えていく上で、
VRコンテンツを見るだけじゃなくて、
そもそも魅力的な空間のあり方を探ることが大切だよね、と
なりました。
そして、これから(株)NISHINO勢も一緒に、
この『空間の魅力』を考えさせてもらえることになりました!
以前もnoteに書かせていただきましたが、
わたしは『広場』や『路地』といった
日常的な空間のあり方にめちゃくちゃ興味があるので、
ここら辺の話は、また「丸一日話し込みたい!」と
心の中で思っていました・・(笑)
(#またもや変態的)
今後は、サロンメンバーのみなさんをはじめ、
開発段階からみんなを巻き込めるような企画が
どんどん動き出していくと思います!
わたしもこのnoteなどで、開発現場を発信していきたいと思います!
VRも、このコロナショックの中で
新たなエンタメの可能性を見せてくれる
めちゃくちゃおもしろいコンテンツになっていくはず!!
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