書くことで、誰かに勇気を与えられるのなら
書くことって、自分との対話の時間だと思っている。
日記もメモもこのnoteだってそう。
ペンと紙(PC)さえあれば、声に出すまでもない小さなつぶやきから、心の奥底にしまいこんでいた本音まで、いとも簡単に引き出せてしまうんだ。
ときには思考がぐちゃぐちゃになって、まとまらない日もあるけど、まあそれもまた味だよね。
上手じゃなくたっていい。
その飾らない文章こそが本当の心の声であって、その声が誰かに勇気を与えることだってあるんだから。
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「Kindleで本を出したいんだけど、チェックしてもらえないかな?」
スタエフ仲間のカプチーノさんから相談を受けたのは、2ヶ月前のことだった。
カプチーノさんはstand.fm(スタエフ)というラジオアプリで、2人のお子さんとラジオ配信をしているママさん。
「親子ラジオのよさを世の中のパパやママに伝えたい!」という想いから、自身の経験談を元にしたラジオ本を先日出版した。
この本にはラジオでは語られていない、カプチーノさんのママとしてのほろ苦いエピソードがたくさん書かれている。
子育てで悩んでいたこと
産後の体調が戻らず、苦しんでいたこと
母になったとたん、社会から遠ざかって寂しかったこと
「ママは大変!」とよく聞くけれど、こんなにも心と体にストレスがかかっているなんて・・・正直想像もしていなかった。
わたしはまだ独身だし、近い将来でママになる予定はない(笑)けれど、いつかカプチーノさんと同じように壁にぶつかり、ママとして悩む日が来たとしたら、この本を手に取りたいと思う。
この本には子育てを楽しむコツだけでなく、ひとりのママとして成長するための知恵がたくさん詰まっている。
「子育ては大変だけど、楽しい!」
この本を読めば、こんなメッセージがもらえる。
きっと子育てに疲れたときや心が折れそうになってしまったときは、この本がわたしに勇気を与えてくれるだろう。
先人の知恵・・・じゃなくて、先輩の知恵を拝借しながら、いつか自分なりの子育てを模索していけたら、いいな。
*
書くことは、自分自身との対話の時間。
そして自分の体験を棚卸すいいきっかけになる。
わたしも先日、1年半前の体験をnoteを書いたら、Twitterやコメント欄から多くの方から温かい感想をいただいた。
自分の体験談を文字にするだけで、誰かの心に届いて、それが誰かの勇気に変わることだってある。それってすごくすごく嬉しいことだ。
自分の人生を、ただ書き留める。
たったそれだけ。でもそれだけで誰かに何かを与えられる存在になるかもしれない。
そう考えると、書くことって実はものすごく価値のあることなんだ。
書くことで誰かに勇気を与えられるのなら、
わたしは、わたしにしか書けないことをただただ書き続けたい。
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