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白目の写真を撮らせてくれるバリキャリ上司

会社にて。

うちの会社は社内コミュニケーションが盛んで、
半年に1回、全社会議とは異なる、
社内イベントが開催される。しかも、担当者主体で。

いつも観覧する側で楽しんでいたが、
どうやら今回は運営側に回されることになった。
辛い。まず、辛い。

私のやることとしては、
イベント内の1コンテンツの企画における、
アシスタントディレクター。
よく聞くAD(エーディー)として、
指揮役の、手となり足となり動く役割。

今日はADとして、(コンテンツ内の)
登壇者の紹介動画における
登壇者の紹介写真を撮影する日。

撮影相手は、11歳年上のバリキャリ上司。

事前に予定調整をして、
社内カレンダーには
【パシャリタイム】という名前で登録した。

全社イベントとはいえ堅苦しいものでもなく、
“お祭り”的な雰囲気を要するイベントなので、
免許証風写真が求められているわけではない。

私のポーズ案としては、
「髪型をかきあげるポーズ」
「右肩だけをあげるポーズ」
「半目」

なぜか、「右肩だけをあげるポーズ」だけが
“訳がわからない”という理由で却下され、
他2ポーズは撮影させてくれた。

半目は、瞬きをしている間に連写する。

撮れた。

11歳年上のバリキャリ上司の半目、撮れた。

11歳バリキャリ上司は
私が入社した、ピヨピヨ時代には
もう既に組織を束ねていたほどの立派な方。

その上司が、半目の写真を撮らせてくれた。

バリキャリ上司:
頭から花咲かせる加工しておいて。

どういうこと。

“アタマカラハナサカセル カコウ”

??

11歳年上のバリキャリ上司。より。

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