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セルフブランディングの本を読んで

●自分に「タグ(#)付け」する

図書館でたまたま見つけた「クリエイターのためのセルフブランディング全力授業」という本を読んでみました。

この本の一番初めに語られていたのが「セルフブランディングは自分へのタグ(#)付けである」です。

自分には何ができるのか。
何を表現できるのか。
何を持っているのか。
何が好きなのか。
得意なのか。
どこを周りから褒められるのか・・・。

自分にたくさん「タグ付け」をし、自分なりのブランドを確立することが大切です。
そして、そのタグが「自分にしかできない仕事」であればあるほどいい。



これは今僕が最も「危機感」を感じているジャンルの本だと思いました。

試しにタグ付けをしてみたところ、「生年月日」「年齢」「性別」「出身地」「居住地」「職業」「家族」といったことはスラスラと出てきます。

困るのが「趣味」「好きなもの」「得意なこと」などのタグ。
「自分にしかできない仕事」に繋がりやすいタグです。

ところが、僕には没頭している趣味はないし、たまらなく好きなものもないし、人より抜きん出て得意なこともない。

30年間生きてきて、「〇〇については誰にも負けない」「〇〇が好きすぎて仕方がない」というものが全くないのは相当ヤバいと感じています。


●作り出すことの楽しさ

危機感は2年ほど前から感じていて(おそい!)、ビジネス書を読みあさり、SNSでそれっぽい発信を始めましたが、頭でっかちになるばかりで、だんだんと「いいね集めツイート」をするようになっていった自分に嫌気がさしてしまいました。

何かはじめないといけないと思い、手軽にできる趣味はないかと探して見つけたのが「ボールペンイラスト」です。

ボールペンイラストにもいろんなジャンルがあって、結構奥が深い。

自分的には「柔らかい感じ」「可愛いらしい感じ」「おしゃれな感じ」の絵がなんとなく好きだなと思ったので、先ほどの本と同じ本棚にあった「かわいく描ける 北欧パターンイラスト」という本を借りてみました。

結構細かく書き込む必要があって大変ですが、没頭できる感じがとってもいいです。

(昨日書きあがった初作品↓↓↓)

プロのイラストレーターさんのクオリティには全然達しないですが、「作り出すことの楽しさ」を思い出したようで、なんか嬉しいです。

幸いにも、自分には仕事があって、「イラストで食っていかないといけない」という状況ではないので、細く長く続けていけたらと思います。

同時に、「何者か」になるためには、ビジネス書を読んで頭でっかちになるのではなく、何でもいいから興味のあること・好きなことに対して取り組んでみる(行動してみる)ことが大切だと感じました。
ボールペンイラスト以外にも、タグを増やしていきたいです。

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