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決算後の反応について。推奨する対応方法とは?

11月の決算シーズンを受け、株価の変動は様々です。
決算後の株価の動きは、おおむね下記の4パターンに分類できます。

A.好決算かつ株高
B.好決算でも株安
C.業績低迷でも株高
D.業績低迷かつ株安

一般的な考えに基づくならば、推奨される売買基準は次のとおりです。
・買い→上記のA、Bのパターン
・売り→上記のC、Dのパターン

私が最もおすすめするのはBパターンですが、好決算でも株安となるのはそれなりに理由があります。(一方、Cパターンはガイダンスが明るいことが多いです。)
例えば、「良好な業績が事前に織りこまれていた」が該当します。この場合、決算消化によって利益確定の流れになります。記事執筆直近にあったNVDAの決算後の動きが該当するかと考えます。同決算内容には全く問題がなく、ガイダンスも決して悪くはありませんでした。ただ、利益を確定したいと考えていた投資家は、決算発表自体がその理由(機会)になり得ます。したがって、NVDAにこれから投資をするのは決して悪手ではなく、最善の一手である可能性があります。

投資家のなかには、「NVDAは底値から200%超株高となっており、割高かもしれない」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、株式投資において重要なのは株価ではありません。業績です。事実、NVDAは売上・利益共に急成長し続けています。したがって、決算を経るごとに株価は寧ろ割安になっていることに留意が必要です。

さて、上記は「おすすめ」例の一種とて提示しましたが、私自身が注目するのは

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