ピンチャマユラーサナ300回チャレンジの振り返り

note投稿30日チャレンジ、8日目。
1カ月連続でnoteを投稿する #30日チャレンジ 中!

今日はちびまあさと川で釣り。

最近、息子が釣りをやりたい(「釣りスピリッツ」というゲームの影響を受けて)というので、釣りをはじめた。

これまで5回くらいは行ったが、魚はまだ一匹も釣れていない。
引っかかってもいない。
「大きいお魚、釣れるといいね〜」と、前向きな息子との会話に救われる。

今日は(も)釣り具の重りが川底の岩に引っかかってしまい継続不能に…。
「さ、次は何して遊ぼっか〜」と1時間も経たないうちに釣りは終わってしまった(アウトドアが苦手なパパですまぬ、息子よ)。


さて、今日はヨガの逆転のポーズ、ピンチャマユラーサナを300回やったことを書いていこうと思います。

ピンチャ特訓300日チャレンジ!

去年の2020年7月5日から始めたピンチャマユラーサナ(以下、ピンチャと記述)の練習。

300回とりあえず頑張ってやってみよう!と決心をして、ほぼ毎日続けた。
寝る前のピンチャを動画で撮影し、ツイッターにも投稿することをセットに習慣にしたのだ。

今年の2021年5月11日、目標の300回は達成!

全く出来なかったヨガの逆立ちのポーズを、自信をもってできるようになり、練習の成果を実感できた。

ピンチャの練習を始めたきっかけ

ピンチャを始めたきっかけは、私が尊敬しているダンスの師匠、森山開次さんの影響を受けたことから始まっている。

開次さんのソロダンス作品「KATANA」(初演)の一部のシーンで、ピンチャを取り入れて踊っていたのを見て、カッコイイ!!と思ったのがきっかけだった。

当時私はKATANAの初演で開次さんの舞台アシスタントをやらせてもらっていた。稽古場や舞台リハーサル、本番の公演を通して、その動きを間近で見ていた。

薄暗い舞台で踊り、そして逆立ちをするってどういう感覚なのだろうかと、いつもワクワクしながら尊敬する開次さんの動きに注目をしていた。

「自分もあんな動きを、いつか出来たらいいなぁ」と。

それから15年後。
私がヨガの逆立ちのポーズでもある「ヘッドスタンド」を、友人のヨガティーチャーから教えてもらい、ハマっていたところ、同じ逆立ちのポーズで肘倒立の「ピンチャマユラーサナ」と再び出会った。
(この記事を見て、ハッとした!)
http://engawayoga.com/how-to-do-the-pincha-mayur-asana


これは、開次さんがやっていたあのポーズだ!と思い出したのだ。

ヘッドスタンドは、ある程度習得出来たので、今度は難易度の高いピンチャに挑戦してみようと決意した。

憧れの開次さんが舞台でやっていた、あのピンチャに挑戦することに決めた。

肘で倒立をする

ピンチャは、両肘の2点(面)で、土台を作って逆立ちをする。頭は地面に付けずに浮かせている状態だ。

ヘッドスタンドは三点(頭と両肘)の倒立なので、地面との接点がひとつ減るピンチャは、難易度が上がるポーズだった。

始めたころは、上腕の筋力がなくて身体を支える事が全く出来なかった。

逆立ちはバランスのトレーニングでもあるので、肘だけで身体を支えきれず、何度も身体がぶれて、すぐに倒れてしまった。

また、背面に倒れる恐怖心から、身体がこわばり緊張して、やればやるほど疲れていた。

ピンチャの習慣

50回目くらいから、壁なしでやり始めた。
これが結構怖かった。反対側に布団を用意してやっていた。
ツイッター上では、友人のヨガティーチャー達からアドバイスをもらって、仲間からの助けをもらってありがたかった!!


120回目ころから、だいぶ安定し始めた。


お正月は公園でやってみたり(笑)


195回目。ようやく余裕も生まれてきた。


216回目。いろいろと凹んで、全然上手くいかない日もありつつ。


236回目。1分20秒キープ!この時は、だいぶ成長を感じた。


246回目。仲間のバンドの曲を聞きながらやったら、ずば抜けて集中できたり。


271回目。微妙な身体の使い方を感じて手応えを得たり。


286回目。私のツイッターのピンチャ投稿動画を、出演する舞台の演出家が見ていたことがきっかけで、舞台中に逆立ちを披露することになった。練習にも気合いが入り始めていた(笑)
https://twitter.com/maasaTw/status/1387083862371561473


296回目。これまでの長い練習を振り返り、体得したと実感できた。
https://twitter.com/maasaTw/status/1390693474740051968

逆さまになって、自分を見つめる

300回ピンチャをやって、私は何を学んだのだろうか。

簡単ではなかったピンチャを、しっかりと回数を重ねて、身体で覚えることが出来たのは大きな学びになった。言葉にするとこういった感覚だ。

上腕部と、肘と、手のひらを使って、しっかりと土台を作ること。

肘と肩関節を使ってバネのようなあそびをつくり、土台を柔軟にしたことで上体をキープしやすくしたこと。

上体は腰の位置でバランスを保つこと。

私は背中の柔軟性に課題があるが、続けていくうちに腰と背中の反り具合を調整しながら、少しずつ良いポーズとバランスの位値を体現できるようになってきたこと。

最初の蹴り出しは、毎回難しかった。勢いがついていると、背面に倒れてしまうので、その塩梅を今も探っていること。

など、こうした感覚をツイッターにメモ書きとして残して、身体感覚の言語化も意識した。


日々、逆さまになって自身を見つめていく事は、その日の、その時のコンディションをよく見つめることに繋がった。

その日に起こったことは、一日の終わりに逆さまで感じてみると、良くも悪くもないのではと思った。

さまざまな物事を、善悪で判断するのではなく、そういうことが起きただけ。それが、毎日繰り返されていくだけ。解釈や意味は後からどうにでも自由に付けられるものだと考えられるようになった。

ピンチャは今日もまだ懲りずに続けている。

私の身体と心を見つめていくために、今日もピンチャに励んでいる。

【今日の#まートレ】

ピンチャマユラーサナ 1分
スクワット50回
腕立て50回
ダウンドッグ5回

画像1

こちらはピンチャではなくヘッドスタンド。
出演した舞台「ぽうく」でお披露目した。憧れの森山開次さんが舞台で逆立ちをやったように、私も時間を経て同じ経験が出来た。ありがたい機会をいただいた。

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