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自己紹介って難しいよねという話

ここ数年は新しい出会いを求めて、意識的に新しい人達と出会うようにしている。そこで必ずやることは自己紹介。自己紹介のチャンスがあるときも無いときも含めて、どうやって自分のことをタイミングよく伝えられるかって、結構大事なポイントだと思う。

しかも、自己紹介はとっても印象付きやすいものなので、内容は吟味する必要があるとも思っている。
そう!この自己紹介は意外と難しいのだ。
よく分かっているようで、分からない。分かっていても上手く伝えていない気もする。
いま、最大の関心事は自分を発見して、自分を的確に表現する言葉なのかもしれない。

人の特徴を見極めるのが得意

自分のことはよく分からないくせして、人のことはよーく分かる。(あるある!)私の場合は、身体演技の講師を10年やっていることもあって、ワークショップやレッスンで課題を出して、その人の演技を見ればその人の性格がほぼわかる。

それは表情であったり、身体的な特徴(手が長い、佇まい、指先の表現など)だったり、動きの特徴(スピード、キレ、動かし方、柔軟さ)などさまざま要素から分析できる。

本来の性格(せっかち、のんびり、神経質、緊張しやすい、など)は、演技上でも表現されるので自己紹介をしてもらわなくても、マイムの演技を見せてもらった方が、結果的に自己紹介をしてもらったことになる。

演技とは「自分以外を演じる」ような意味があるけれど、実は自分をそのまま表現しているんだと思う。
自己表現はその人のありのままが出る。

自己紹介ってどんなことだろう

だいたいの自己紹介は、「ファクト」。
やってきたことと「DO」で終わることが多い。
例えばダンスが好きです、と答えたことから聞き手は、その人のキャラクターをさらに想像する。体力ありそう。身体柔らかそう。元気そう。音楽詳しそう。

そこに、身体性を自己PRに加えると面白いと思う。
場の状況に合わせて、あえてゆっくりとしたお辞儀をしたり、瞬きが多い人は、ぐっとこらえて目に印象を持ってもらうなども、いろいろと身体を使った自己紹介も考えられるかな。
これぞ、身体演技!
日頃から演技をしていない人でも、さまざまな関係性の中で多少演じることはあると思う。

自己紹介であなたはどんな身体の使い方を意識しますか?

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