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読書会「神さまの貨物」

今日11/30は読書会でした。初zoom、ちょい戸惑いましたがなんとか。

本は「神さまの貨物」。

以下、発言したかったことです(できれば事前にまとめとくとよかった・・・)。

・正直に言いますと、ポプラブッククラブで届いた本だから読みました。普段翻訳ものはあまり自分からは手に取らないし、訳者さんにも詳しくないので、ブッククラブに入っていなければ出会えなかった本でした。自分だけでは選ばない本との出会いに感謝です。ありがとうございます。

・装丁が素敵。表紙はもちろんしばらく外して眺めてましたし、カバーの材質も、帯のボール紙っぽいところも温かみがあって、珍しくて、いいなあと思っています。本の作りがしっかりしていて、花キレが金・・・(これは後で気が付きました)すごいこだわりを感じました。

・大きさも小さめで、行間もあって、すぐに読めそうだな( *´艸`)と、タカをくくっておりました。反省。

・まあテーマは重かった・・・けど、木こりのおじさんが、最初は女の子をモノ扱いしていたのに、心臓の音を聞いて以来、徐々に情が湧いてきて、最後には身を挺してしまう・・・命ってすごいって感動しました(´;ω;`)ウゥゥ 以前に受けた命の授業(聴診器で心臓の音を聞きあいました)で、生きてるってそういうことだよ、と言われたのを思い出しました。 

・最後に、本当のお父さんが、自分の娘だと気が付くのに、二人に会わずに行くところなんて、もう涙涙涙です・・・・その後もきっと二人を陰ながら見守っていくに違いないですよね・・・・お父さん・・・・

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みなさんのお話を伺っていて、いろんなことを考えました。

人間にここまで残虐なことを強いる戦争の恐ろしさを。そこまで戦争に狩り立てた教育体制の怖さを。そしてそれを是として結果的に受け入れさせられてきた当時の人たちの悲しみを。それでも小さな命を大事にリレーしていく愛の強さを。

二度と起こしてはならない、と叫ぶことも大事ですが、こういう物語を語り継いでいくよう、意識を持って広めていくことが、子供たち孫たちの世代を戦争に向かわせなくてすむのではないかと思いました。

火垂るの墓、この世界の片隅に。これらと同じ思いをした人たちが、世界のあちこちにもいることを決して忘れないでいたいです。

本日はどうもありがとうございました。

これからは翻訳にも挑戦していきます。

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