『ミステリと言う勿れ』映画を観て得たもの
こんにちは。さおりです。
今日は初めて1人で映画館へ行き、初めてプレミアムシートに座り、プレミアムポップコーンとコーヒー片手に『ミステリと言う勿れ』を観てきました。
結論からいうと最高でした。
今まで映画館では子どもがポップコーンを落とすたびに気を遣ったり、隣の知らない人の動きが気になったり、「人が大勢いる空間」なんだから当たり前に疲れるものだと思ってました。
それが!プレミアムシートは「1人の空間」なんです!
隣の席との間隔が広く、仕切りも高いので隣が見えない。
前は通路なので前の人の頭も気にならない。
席の隣に荷物置き場があるので手荷物をずっと膝の上に乗せておかなくてラク。
映画の感想じゃないんかい!
ってツッコまれそうですね。
まだまだnote初心者なので、映画のネタバレって書いていいのかどうか?
なのでざっくりと。
面白かったです(ざっくりすぎw)
ドラマの方は最初の何話か見ただけなので、もしドラマと話が繋がってたらどうしよう・・・と思いましたが、映画だけ見てもちゃんと楽しめます。
菅田将暉くん演じる、久能整(くのう ととのう)くんというモジャモジャ頭の主人公がずば抜けて洞察力の高い大学生で、謎を解決していく物語です。
私にとっては、菅田将暉くんの探偵役といえばやっぱり仮面ライダーWのフィリップくんです。
息子が仮面ライダーにハマっていた頃、TSUTAYAで片っ端から仮面ライダー見て、私もハマっちゃったんですよね(笑)
今回の『ミステリと言う勿れ』でネタバレ回避して、心に刺さったのは、整くんの「『女の幸せ』って言葉は男が都合よく作った言葉だ」というくだりです。
夫が稼いできてるんだから、お前はフラフラしていないで家でゆっくり家事と子育てをしていろ。みたいなセリフがあったんですね。
それを聞いた整くんが、
「家で家事をして子育てをして、それが女の幸せって言いますけど本当に幸せな事なら男だってそれをやりたがりますよね。でもやらない。都合よく女に押し付けてませんか?・・・」
と延々に反論というか、持論を展開していくのです。
時代に合わせた言葉選びで、整くん(というか菅田将暉くん)のイメージさらにアップだなぁと客観的に思いつつ、「幸せかどうかは自分で決めるべきですよ」の一言がしっかり自分に刺さってきました。
やりたいことをやって、やりたくないことはやらない。
こんなわかりやすい単純なことが、大人には難しいんですよね。
もう一つ、私の心に刺さったのは
「子どもは固まる前のコンクリートで、何かが落ちるとそのまま固まって、大人になっても跡が残る」
というセリフ。
あぁ、私は柔らかい状態のときにぐちゃぐちゃにされて、平らに固まることなくひどい固まり方をしてしまったんだなーとぼんやり思いました。
この文章で初めましての方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にお話すると、私は虐待サバイバーです。
三連休最終日、とても良い体験ができました。
プレミアムシートに座って、整くんの深いお話を聴く。
お留守番してくれた子どもたちに感謝です。
ぜひみなさんも、自分を甘やかしてください。
幸せかどうかは、あなたが決める。
またお会いしましょう。
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