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覚悟し、静まり、輝いていく   ~雷沢帰妹~

おはようございます
あなた自身の対話を導くセラピスト
竹内恵美子です
森の中を一緒に散歩するように
お話したいです

週の頭に
易の卦(け)から得られる
問いかけをあげています

この文章をご覧になるのも何かのご縁

一週間あなたが自分自身や周囲と調和する 
ヒントにしていただきたいと思います

今週は『雷沢帰妹(らいたくきまい)』です

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の下に沢がある形です
雷は長男 沢は末娘の意味もあります
末娘が喜んで長男に働きかけている様を表し
結婚について述べられている卦です

この卦には

『帝乙(ていいつ)妹を嫁がしむ
その君の袂(そで)は
その娣(てい)の袂の良きにしかず
月望(もち)に幾(ちか)し』

という言葉があります

「帝乙が嫁がせる妹娘の着物の袂は
介添えの着物の袂ほど美しくはないが
貴い女性は着物が地味でも
満月に近い月のようにおのずと光り輝く」

という意味です

殷の王帝乙(ていいつ)の妹は
格下の家に嫁ぐため
介添えの者よりも地味な服を着ています

それでも
満月に近い月のように輝くのは
育った家の品格があるから
だけではありません

心の奥に
他の家に嫁ぐ自分の意志
覚悟と謙虚さがあります

そのために
高い地位から降りても
地位への執着や抵抗が生まれず
心の中が静かに澄み
月のように輝くのです

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今まで堅実に物事を進めた結果
これからすることがなくなったような
一見完成に見える
行き詰まりを感じていますか

失うことへの恐れ
執着していることはありませんか

確かな覚悟をもって
恐れ執着を手放すと
心の静けさを手にし
新しい視点と道が生まれます

たとえ何か失っても
掲げる思いが良いものであれば
あなたはかげることなく輝きます

その輝きは
人をひきつけ
自分自身も
周囲の人も喜ばせ
大きく豊かになっていきます

何を覚悟すればそれを手放せますか

いつも読んでくださり
ありがとうございます

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