あなたにとって自分の人生理念とは？

あなたは自分の人生の理念について考えたことはありますか？
残念ながら私は数日前まで一切考えていませんでした。

今までの人生を振り返ると、理念どころか、人生の目標すら考えたことがないことに気付きました。

私のように、人生の目標がない人はたくさんいるのではないでしょうか。

人生の目標がなければ、人生に対する方針もなく、そして人生の理念もないと思います。

逆に、人生の理念を掲げている人は、今の理念のままでいいのでしょうか。

歳を重ね、周りの環境が変化していることを考えると、人生理念もアップデートする必要があります。

人生の今のタイミングで一度立ち止まり、これからの人生の理念について考えてはどうでしょうか。

何も考えない人生を過ごした結果

特に目標もなく、ふらーっと過ごしてきた人生。
今回、この記事を書こうと思ったきっかけは、「自分の理念は？」と急に問われたからです。

正直に申し上げます。

自分の理念は？と聞かれ、初めに思ったのは、そもそも「理念ってなに？」ってなり、調べました。
それぐらい、私にとって“理念”とは無関係の人生でした。

理念とは
　☞　こうあるべきだという根本的な考え方

仕事をやめたいと思っているのは、自分自身の浅い考えが原因だったことは理解しています。

会社の就活生向けのセミナーに先輩社員として参加し、質問を受けることがよくあります。

その時に必ず聞かれるのが、「なぜ、この企業にしたのですか」という質問。
そして、毎回、「事業内容が面白そう」「人が良かった」という回答。

この回答が全てを物語っていて、自分中心ではなく企業中心で就職活動をしていたことがよく分かります。

企業中心で就職活動をしたからがゆえに、知っている会社と違う一面を知れば知るほど心が離れてしまっている状況です。

自分の理念に基づいて就職活動をしていれば、“会社を自分自身が成長する場”として捉えることができますが、企業中心で会社を選んだことから「思っていた会社と違う」と気付いてしまい、この会社に居続けないといけない理由がなくなりました。

よく“人生は選択の連続”と聞くと思いますが、本当にその通りです。

でも私は今まで流れに身を任せて人生を歩んできたので、究極選択という選択をしたことがないのが本音で、よくこれまで大きな不幸に出会うこともなく、奇跡だったのだと改めて感じます。

感謝の言葉が原動力

今まで流れに身を任せて生きてきたそんな私は、今は「充実した人生を過ごしたい」と思ってます。

充実した人生を過ごすためには、“楽しくストレスがない人生を歩むこと”が重要だと考えています。

なので、人生の理念は自分自身が何をしている時が幸せなのか、そして、その状況を目指せる最強の理念を掲げれば、人生が豊かになると思い、まずは何をしている時が幸せなのかを考えてみました。

私が幸せを感じる瞬間、それは、

・人の役に立った時
・喜んでいる顔をみた時

2つともに通ずるところもありますが、感謝されることがとても嬉しく感じます。（承認欲求の塊）

5年間で大きな案件や難易度が高い案件を経験し、成約できたときは、“人の役に立つことができて嬉しい”という感情は少なからず芽生えていました。

しかし、法人営業をしているにも関わらず、“お客様（会社）の役に立てて嬉しい！”という感情になったことがありません。

表向きではお客様（会社）のための提案ですが、実際には担当者と仲良くなったことで、その担当者ために頑張りたいというのが一番大きかったのだと気付きました。

実際に、担当している企業のことを調べていても頭に入ってこないし、その会社自体に興味を持つことができません。

結論、私は法人営業には不向きで、あくまで担当者同士の付き合いが好きなんだと思います。

そしてもう一つ。
こんな私ですが、小さなサプライズをするのが好きです。

例えば、父親が欲しいと言っていたAppleWatchを急にプレゼントしてみたり、何もない日に姪と甥に靴をプレゼントしたり、、みたいな。

「え！！」という喜ぶ顔を見た瞬間、そして、私の幸福度は満たされます。
（自分にサプライズされるのは、うまく反応できないから苦手）

プレゼントだけではなく、ちょっとした気遣いでも喜んでくれると嬉しい気持ちになります。

承認欲求の塊の私は、感謝されることがとりあえず嬉しい人間なのです。

過去に考えていた将来の夢

実は、過去に漠然と“芸能人のマネージャーになりたい”と考えていたことがあります。

何故、芸能人のマネージャーなのか。
それは「担当する芸能人が私の営業をきっかけに活躍の場を広げられたら嬉しい」ということが動機でした。

この動機に理解を得られる人がいるかどうか分かりませんが、人と人との信頼の上で出来上がるビジネスモデルだからこそ、私が求めている仕事内容であったと、この記事を書いていて気付きました。

当時から自分自身の本質に気付いていたにも関わらず、言語化できていなかったため、「担当する芸能人が活躍したらよくない？」っていう浅い考えにしかたどり着けなかったのだと思います。

あの時にしっかりと言語化できていれば、“人に関わる仕事がしたい”と気付くことができて、自分を見失うことはなかったと思っています。

まとめ　私が考える自分自身の人生理念

今まで理念なんて考えたことがなかったので、今、私自身の働き方を中心に人生理念について、考えました。

なので、今の働き方に偏った考え方になっていることはご了承ください。

私は感謝されることでモチベーションを上がるタイプなので、“感謝される人間”になりたいというのが大前提になります。

私自身の人生理念
・自分の価値で他人の価値を上げる
・小さな喜びが大きな喜びを作る

これまで“自分の価値を高めたい！”と発信してきましたが、じゃあその価値をどのように使うのか？ってなると、自分の価値で他人の価値を上げることが最大級の理想だと思っています。

それが自分にしかできないことであり、自分や他人も存在価値を高めることができると思います。

そして、ライターを経験してみて感じたのは、何事も初めから大きな報酬を得ることはできないということ。

小さな喜びを積み上げることはとても大変ですが、大きな喜びを得るには小さな喜びを積み上げることが最短ルートだと考えます。

『喜び』には、“報酬”という喜びもあれば、“スキル”という喜びもあります。
また新しいことを挑戦する時の積み上げも意味しています。
今の私にはぴったりの言葉だと思っています。

もちろん生活環境が変われば、目指す姿も変わると思います。
その都度、アップデートが必要になりますが、今の私はこの理念のもと、今よりも充実した人生を送りたいと思っています。

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