斜視手術経過①〜そして手術当日2021年3月24日がやってきた〜
手術から大体2週間前…
手術が必要と言われ、怖くて返事を先延ばしし、帰宅して考えてみたが、現状どう考えても手術以外に方法がなかった。
実際今、外斜視時にはもちろん見え辛い、両目で見てもブレブレでよく見えなく眼鏡を使っても意味がないくらい見えない、自分の目に合う眼鏡も作れない…詰んだ
家族にも話し、手術以外に方法がなく全員の意見が一致した。
すぐに眼科へ行き「手術お願いします」と返答し、詳しい手術の流れを聞いた。
まず目は6本の筋肉で動いていてその筋肉の異常で斜視が出現する。私の場合、目が外に向いてしまう筋肉が以上に強く、それを長年、内に働く筋肉で無理やり調節していたようで、綱引き状態が続いた目に負担がいき視界が歪んでしまった。放っておくとさらに悪化するので早めの方がいい。
その綱引き状態だった筋肉を眼球から切り離し、程よい位置に縫い付け、両目が合うようにするのが今回の手術。
これを局所麻酔で1時間以内に終わるとのこと。
手術が決まってから斜視の角度を3回くらい測定し、血液検査をし
とりあえず怖い!局所麻酔で目見開いて意識があるままの手術ってことです!怖い!!周りに目に注射を打ったことがある人と白内障手術をしたことがある人が居て、とりあえず話を聞いてみたらどちらも「意外と大丈夫だよ」らしい、そんなものなのか???
ただ手術が刻々と近づくにつれ、手術後はどんな景色が見れるのか、生活が楽になるのか更には、目の手術をその言葉の通り目の前で見れる貴重な体験をできるとわくわくの方が勝っていった
そして2021年3月24日手術当日…
今日から6日間お風呂に入れないので、全身を丁寧に洗いゆっくり湯船に浸かった。(首から下のシャワーは目に水が入らないように注意すれば3日目からOK)
旦那さんと車で眼科へ向かい受付を済ます。
再度斜視の角度を測り、手術の服に着替え、麻酔の目薬をまず差す。
麻酔の目薬を差すと目蓋が上がり少し見開いた感じの目になった。
少し待ち手術室へ呼ばる
手術台へ横になり、手術する右目を見開いたまま強力な粘着シートを貼り目の部分だけカットする。
これで目蓋を閉じることが出来なくなった。
この時点で麻酔は効いており、チョキチョキと何かを切られている音と振動はするような気がするくらいで、実際何がされているかは今いち分からないので、そんな気がするぐらいでお届けします。
その後多分麻酔の注射を奥の方まで打ち目の奥が重くなる感じがして、それからは本当に何も感覚がなくなりました。
眼球が動かされて天井が揺れる、その後視界の真ん中に赤い四角の何かを被されて真っ赤になり何も見えなくなりました。その赤が無くなると、今度は、少し濁った水の中から天井のライトが降り注いでいるはじめて見る景色になりました。実在する物で言うならステンドグラスの白い色のところを覗いている感じでした。神秘的でした。
視界がぐらっと動かされ、天井がなんとなく見えてきました。そしてチクチクと縫われるところが薄っすら見えます。外側の筋肉の部分が終わりました。
次は内側の筋肉です。同じような神秘的な映像をみて、また縫われ、粘着シートを剥がし目を閉じガーゼで蓋をされ終了しました。
痛くはありませんでした。「とにかく凄い神秘的な映像をみた!」という感想に尽きます。
当日はガーゼを取ってはいけなかったので画像がありませんでした。が、読む人によっては文章でも苦手と言う方がいるかもしれないので、注意書きはそのままにしておきます。
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