世界がどれだけ広くて、自分がどれだけ小さいか

19年間育ってきた日本を離れ、ニューヨーク・ニューパルツに来てもうすぐ1ヶ月がたちます。

私にとって、2回目の海外、2回目のアメリカ。

初めてアメリカに行ったのは、高校2年の2月。学校の海外派遣プログラムの派遣生として、ユタ州でホームステイをしました。

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もちろん世界はとっても広くて、日本なんかちっちゃな島なんだって、小さい頃世界地図を初めて見たときから知っていた。ロシアは日本の45倍もあるんだって。

でも、そんなのただの知ったかぶりだった。

たった1ヶ月弱のホームステイで、どれだけ自分が外の世界を知らなかったか、どれだけ小さな世界に閉じこもって「これが全てだ」と思って生きてきたかを思い知りました。

州都として有名なソルトレイクシティから南に約500km、自然豊かなサンタクララの家で過ごしました。


乾燥地域のユタ、住宅街を一歩抜ければ、侵食と風化で形造られた真っ赤な岩山が一面に広がり、夜になれば空いっぱいに星が見える。アリゾナまで車で行って、夜空を見たときは圧巻でした。こんなに宇宙には星があるなんて、月の光がこんなに白く強いなんて、信じられませんでした。ザイオン国立公園やグランドキャニオン。人の手を借りず、ありのままの自然が創り出したあの風景は、一生忘れられません。

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その時から、自分はもっと世界を見なきゃいけない、と思いました。

簡単に上手くいく話じゃないけど、この年から世界を飛び回れるほどの財力も勇気もないけど、掴めるチャンスだけは逃しちゃいけない!!

そう思って、絶対に大学で1年間留学をしようと決めました。

目標がないと何もできないけど、決めたら妥協はしない人間(笑)ひたすらこもって勉強とバイトに打ち込みました。

大学に入って、初めてちゃんと友達と遊んだのは5月中旬くらいだったと思う、、、

友達づくりを後回しにしたのは悔いも残りつつ、悪くはない判断だったかな、どうだろう(笑)

第一志望のスウェーデンから第四志望のアメリカの学校まで全落ちしたときは、絶望しました。授業中にも泣いた(笑)

でもそれがなかったら、こうしてニューパルツにもいないんだろうし、こんなに素敵な人に囲まれて、たった1ヶ月で今までの思考がひっくり返るような多くのことを学ぶこともできなかったんだろうな!

この地を選んで本当に良かった!

今の生活のことを書きたかったのに、特に触れずに長々と書いてしまったので、次回にします◎


Good night♡

Maa

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