「とりあえず」行動のプロトタイプ
なかなか1歩目が出なくて、行動に移せないことはないでしょうか。心理的な原因として、失敗への恐れや見通しの不透明さがあります。
これらを克服するためには「とりあえず、やってみる」というハードルを低くし、軽いノリで行動することで1歩目を踏み出しやすくなります。そうやって1度始めるとスイッチが入り、次の行動も自然な勢いで行えます。
「とりあえず、一通りやってみる」ことでどんな感じかだいたいの感覚をつかめ、少し全体の見通しをつけることもできます。読書で例えるなら、最初に目次を見て、パラパラとめくり、全体の感じを把握する行動になります。
読書とは異なり未知の課題などには曖昧さや不完全さが多く伴いますが、気にせず「とりあえず、やってみる」を多く積み重ねれるか勝負だと思っています。
「とりあえず、手をつけてみる」
→だいたいの感覚を得る。
「とりあえず、書き出してみる/描き出してみる」
「とりあえず、散歩しながら、考えてみる」
→脳は身体の1部です。手足を動かしながら、考えを出してみる。
「とりあえず、間違っていても良いので、すぐに答えを出してみる」
→仮説。とりあえず、自分の中にある答えを出すことが土台となり、次の思考に移行しやすくなる。
「とりあえず、人に話してみる」
→口を動かすことで自分の刺激にもなり、人からアイディアを得る機会にもなる。
「とりあえず、不完全でも良いから、作った物を出してみる」
→プロトタイピング。できるだけ目に見える形にすることにより、次にやるべきことがわかる。
成功や失敗という結果を気にするのでなく、行動する自体ことに喜びや学びを見出せるマインドセットも大切です。以下の記事を参考にして下さい。
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