来年が楽しみになる!!手帳を使った1年の振り返り方
今日から12月。2023年のやりたいことはまだ残っているので、計画的に残りの1ヶ月を過ごしていきたいなと感じる今日この頃。
1年があっという間に感じるほど、日々は充実していたはずなのに、詳しく思い出すことはなかなか難しい…。だからこそ年末に私は必ず1年を手帳と一緒に振り返りをしています。
ということで、今回は手帳やノート、アナログな時間が大好きな私が年末に毎年している手帳を使った振り返りについてお話ししていきます。
とはいえ、このデジタル社会で手帳なんか使っていない方も多いかと思います。そんな方は、用意するのはGoogleカレンダーとノートだけで十分です。
今年もたくさん頑張った自分に労いと感謝の気持ちを込めて。一緒に1年を振り返ってみましょう。
1.今年の自分を知る
はじめに、自分の現状を把握するために振り返りをします。とはいえ、今年自分が何をしていたのか一つひとつ思い出すのは難しい。
そんなときに出番となるのが手帳やカレンダーです。日々手帳を開いて書くときは、直近の自分の予定やタスクを管理することが目的です。
しかし、見返すために手帳やカレンダーを使ってみると、自分の行動や傾向が客観的に見えてくるとても便利なツールに大変身します。
私が年末に見返しているのは主に下記の3つです。
予定(仕事もプライベートも)
すみに書いていたメモ書き
やりたいことリスト(達成度もチェックします)
スケジュールを見返してみると、
「この時期は仕事の予定ばかりだったな」とか「ここに行こうと思っていたけど、キャンセルしたまま行けてなかった」など、生きる上で決して必須とは言えない、だけど自分にとっては大切な情報に気づくことができます。
こういったささやかな情報こそ大切にしていきたいものですね。
①気になったワードを書き出してみる
見返してみて気になったワードや出来事をまずは紙の上に自由に書き出していきましょう。時系列やカテゴリーが似ているか否かは現時点では気にしなくて大丈夫です。
一通り書き出したあとにカテゴリー分けしていきます。カテゴリー分けでは、好きなペンを4色程度用意しておくとわかりやすいのでおすすめです。
自由に書き出したワードや出来事を見返してみると、きっとさまざまなカテゴリーがあるかと思います。
例えば、「仕事」「自分(プライベート)」「やりたいこと」「チャレンジしたこと」「嬉しかったこと」「悲しかった・悔しかったこと」といったカテゴリー分けもできますね。
他にも、家族・推し活・学び・趣味といったカテゴリーもありそうです。
カテゴリー分けをしてみると、「仕事でのチャレンジ」のような、2カテゴリー以上該当する場合もあるかと思います。そのときは2種類で色をつけておいてください。
②カテゴリー分けをしてみた感想をメモする
さて、書き出したワードや出来事をカテゴリー分けしてみてどのように感じましたか?
「仕事のことばかりだな」「プライベートは小さくても嬉しかったことたくさんあったな」など。感じるところが何かひとつあると思います。
ここで感じたカテゴリーの偏りや思考の傾向こそが重要です。
カテゴリーに偏りがある場合は、今年の自分を語る上で絶対に外せない要素であるとわかりますし、思考の傾向が見えてくれば、来年はどんな1年にしたいかという自分の本心と向き合いやすくなります。
ノートのすみっこにカテゴリー分けしてみた感想や感じたことをメモしておくのもいいですね。
2.今年のまとめを書く
ここまで手帳やカレンダーと一緒に1年を振り返りしてきました。
じっくり時間をかけて振り返ってみると、自分を語る出来事やワードにたくさん気づけたのではないでしょうか?
振り返りが十分にできたら、2023年を一言でまとめるのなら、どんな1年だったのか考え、まとめていきます。
今年のまとめを書くなら、「1年後の自分宛に手紙を書く」方法がおすすめです。私も毎年書いているのですが、昨年書いた内容は、
ざっとまとめるとこんなことを書いていました。
余談ですが、見返した時に書いている情景をより鮮明に思い出せるよう、今の服装や外の景色なども事細かに書き残すようにしています。1年前の自分が何していたかなんて思い出せませんから、こういったタイムカプセル的な要素も楽しみの一つになるはずです。
(ちなみに、スヌーピー柄の白いモコモコのパジャマを着て、みかんを食べようか。いや、今日は食べ過ぎだしやめておくか・・・そんな葛藤をしていると、昨年の私は書いてました笑)
アナログに便箋を用意してじっくり書いていると、ついつい「余計なこと」も書きたくなるんですよね。
特段なくてもいい余計な情報には、案外自分の本音だったり、自分らしさが現れていたりします。(私でいえば、みかんを毎年食べ過ぎている。という情報とか。)
3.未来の自分に想いを馳せてみる
来年を楽しみするためのポイントは「未来の自分」をより臨場感持って想像することです。
私は毎年、2つの方法で未来の自分に想いを馳せています。
①1年後の自分宛の手紙に「理想像」を書く
1年後の自分宛の手紙には振り返りだけでなく、「未来の自分」や「1年後叶えていたいこと」を一緒に書いています。
私は、夢や理想に近づくために、まず自分の内側にある想いを言葉にしてみることが大切だと考えています。というのも、言葉にすることは、すでに理想へ一歩踏み出していることに変わりないと思うからです。
言葉にするだけで理想の自分に一歩近づけるなら、もっと声に出していきたいものです。
しかし、誰かに理想や野望を聞かれてしまうのはまだ恥ずかしい、自信がないときだってあると思います。私も勇気が出ずに手帳の中にスタンバイしている言葉があります(笑)。
手紙の中は自分だけの世界ですから、周りの目を気にすることなく自由に理想や野望を書くことができます。書き放題です。
②手帳の中にvisionページを作ってみる
こちらはわたしの手帳の中にあるvisionページ。
visionページとは、SNSで見かけた写真、雑誌の切り抜きなどを使って自分の理想の暮らしや欲しいもの、なりたい姿を見える化する方法です。
著作権の都合上、表紙ページしか写真で写せていませんが、
「ナチュラルテイストで落ち着く部屋で過ごしていたい」「こんな仕事にチャレンジしていたい」「憧れのあの人みたいな服装を着ている自分」など自分の理想とする生活や姿に近い写真を手帳の中にたくさん貼っています。
理想の自分に近づくためには、定期的にvisionページを見て、自分のなりたい姿を常に更新していくこと大切です。
そして、1年後手紙を開けたとき、「1年でこんなに変わることができた!」と、自分をたっぷり褒めてあげる。そんな時間こそ、1年の振り返りの醍醐味なのだと、私は思います。
来年はどんな1年になるだろう?ではなくこんな1年にしたいを大切に
2023年を時間をかけて振り返ってみると、来年の自分に対する理想の暮らしへの解像度は上がってくるはずです。
今の自分が見えてくれば、自ずとこれからの自分に対して意識が向きやすくなり、日常生活の行動も小さく徐々に変化していきます。
来年はどんな1年になるのかな…と、受け身的に新年を迎えるのではなく、「こんな1年にしてみせる!」と自分からワクワクした楽しみを作っていくことができたなら、きっと来年が今よりももっと楽しみになるはずです。
ぜひ、私が毎年している方法の中で試してみたいところがあれば実践してみてください。
そして今年1年の自分を振り返りながら、自分をたくさん褒めてあげる時間を過ごしてみてくださいね。
温かな飲み物と手帳を準備して、振り返りの時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?
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