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Vol.2 夫婦でクリックを受診した日のこと。

だいぶ雪も解けて、スニーカーを履いて出かけましたが、上着はまだダウンです、まーちぇです。
前回は、なかなか自然妊娠できず病院に行こうという話までしました。今回は、夫婦でクリニックに行く話です。

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私たちの行った病院は、道内でも有名な、最新の技術や設備があるような実績のある病院でした。何かあったときに安心だからと、夫の勧めもあって選びました。
当日、とても緊張していてあまり覚えていないのですが、広い待合室がほとんど埋まっていたことが印象に残っています。診察は夫と離れることになるので、ひとりでは心細く、また分娩台に乗るのは初めてだったので怖かったです。そんな私に声をかけてくださった看護師の方にはとても感謝しています。

診察の結果、私にある症状の疑いがあることがわかり、後日詳細に検査することになりました。なんとなく私に問題があるのではないかと感じていたので、何か診断が下れば楽になれるかなと思っていました。

後日、私ひとりで診察に行きました。朝から何も食べられず、血液を5本くらい採り、卵管造影検査をしました。これが本当につらくて。卵管の通り具合を見るために、造影剤を注入せねばならず、綿を挿入されたままレントゲンを撮らねばならず、お腹が痛くて痛くて…二度とやりたくない検査のうちのひとつ、という感じ。体も心もやられてしまったけれど、なんとか気力でお会計を済ませ、挿入されていた綿を抜き取り、病院を出ました。しかし、すぐに気持ち悪くなり病院に戻って休ませてもらうことに。なんか・・・散々。母に迎えに来てもらって良かったと思いました。その後は元気にピザを食べてハッピーに。

改めて診察と結果を聞きに病院へ。過酷な検査を乗り越えたものの、診断は下りず。なんだか卵の育ちが遅いらしい。
その病院でできることは、排卵誘発剤を飲んでタイミングを測るということでした。よくわからないけど、できることはやってみようということで通院することにしました。
(続く)


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お手洗いに行く回数が増えている。さっき行ったのにまたかあと用を足すとごく少量。なんだか騙された気分になった。その夜、寝る前に行っておこうか悩みに悩んで「騙されても良い!俺は行く!」と言ったら、夫に笑われた。


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