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Vol.6 子どもを授かったことが分かった日のこと。

散歩に出かけるとジュースを飲みたくなる、まーちぇです。
前回は健康診断に行った話をしました。今回は、妊娠できたという話です。

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後日、健康診断の結果を受け取るついでに、基礎体温表とこれまでの検査結果を見てもらうことにしました。一通り見てもらったあと、まだ行っていない検査をしながら基礎体温表を基にタイミングを測っていくことになりました。

検査の結果、以前疑われていた病気はやはり診断できるものではないことがわかりました。そして、ホルモン検査を行った結果「カバサール」というお薬が処方されることになりました。また、ビタミンD欠乏ということで、サプリメントをお勧めされました。その病院では、医療用のサプリメントを取り扱っていて、市販のサプリメントよりも成分の含有量が多く、その分値段もします。私は漢方の値段を知ってしまったためか、試すことにしました。

タイミングというのは先生によって考え方が違うのか、以前よりもゆとりがあるように感じました。「この3日間頑張って」というやり方よりも「この週のこの辺りで」と選択肢があったのが良かったのかもしれません。あまりストレスがなかったように思います。

秋も過ぎて冬。クリスマスイブでした。美容室に行って、夫へのプレゼントを選んで、ふらっと立ち寄るように病院へ。健康診断のついでに、という気持ちだったのであまり期待もせず、うまくいくわけなかろうと半ば諦めたような態度だったので、先生から「妊娠しているか調べますか?」と言われてびっくり。次回は年明けになってしまうから、ドキドキしておきたくないと思って調べることに。高まる気持ちを抑えながら診察室へ戻ると、「おめでとう」ということでした。はて、「オメデトウ」?驚きを隠せないでいると、写真を見せながら「これがそうです」と。正直、写真を見てもよくわからないのですが、とかく先生ありがとう。ただ、まだ4週目くらいだったので、年明けに心拍の確認をしましょうということでその日は終わりました。

平静を装いながら、帰りの電車でふつふつと湧き上がるものを感じました。本当は「私!妊娠できたんですよ!」とニコニコと大声で叫び踊ってしまいたいくらいの気持ちはあったのですが、なんせ私、ママになりますから。高揚する気持ちを抑えつつ、夫にどう伝えようか考えていました。

ちょうどプレゼントを買っていたので、手紙と一緒に写真を入れてサプライズをすることにしました。そういう時に限って夫はなかなか帰ってこないし、なかなか手紙を開けないし、ソワソワしていました。そして、その時が。しばらく黙って何も言わないでいるので、どうしたんだろう、説明が必要なのか?と思っていると、なんと黙って泣いている!

結局のところ、原因も分からなければ何が良かったのかもわかりません。これは感想ですが、何もしないでいるより、言われたまま不妊治療をするより、何が足りないか分かりながらサプリメントを服用したことは納得感があって良かったなと思っています。ほんと、突然やってくるのね。

妊娠できた喜びはありましたが、心拍を確認するまでは安心できません。2020年の年末年始はいつもより長く感じました。
(続く)

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出産準備にとりかかる。あれ良いよこれ良いよに振り回されたくない。だけどついついYoutubeを見てしまう。

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