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2023.04.07 hook up waack前半

Maa2です。

2023.4.7.この日、大阪は心斎橋にてADHIPさん主催のイベント、

Hook upに参加してきました。

埋もれている若手の活躍の場を設けようという趣旨で始まった(…と、人づてに聞いた)このイベント、コロナ前にはもはや参加者も多く、レベルも高く当初の目的が一切果たされないというジレンマイベントになっていたらしい。

「巨人全員駆逐してやる!」と息巻いていた少年が、話が進んでいくうちに巨人を率いて世界中の人々を踏み踏みしようとする某巨人漫画くらいとんでもない。
人を踏むな。うどん踏め。

このジレンマイベント、定期的に開催されていたがコロナでしばらくの休みを経てこの度復活したらしい。

ちなみにコロナ前に参加した時に、人数や規模感、ピリついているからかわからない空気感がなんとも言えない感じであり、その回に参加した感じだともう来なくていいやという感想だった。

まぁ一次予選も落ちたので悔しかったのもあるんでしょうが、悔しいよりももう来なくていいやがだいぶ勝っていたのは覚えている。周回遅れの思春期だったのかもしれない。

まぁどちらにせよイベントがどうこうではなく自分の心の問題だったのであろう。

脱線が続くが、今でもイベントの感想とか総評とか、ダンスに関する感想で嘘つくと死ぬ病気である。

ドラえもんの最終回のアレと同じ状態。

なので「〇〇さんのダンス!かっこいいですよね!?」みたいな踏み絵タイプの質問は特にそう思ってなかったとききつい。江戸幕府の時代に生まれていたら確実にやられていた。
踏み絵踏ますな。うどん踏ませろ。

ようやく本筋に戻るが、そんなこんなで今回の参加もどうしようかな~とギリギリまで迷っていたが、なんやかんや出ることにした。

理由は単純にジャッジが全員どんな風に見るんだろうと面白そうだったからである。

中でもその中の一人が推しダンサー「闇ンゴ」だったからであった。闇ンゴにあこがれ名前の後ろに「ンゴ」をつけて踊っていたダンサーが、大きな権力によって鹿児島送りになったのは有名な話である。
(※一部フィクションを含む。)

そんなこんなでイベントに行ったのだが、この日は80人ほどエントリー者が集まっていた。さらにいつの間にか2ジャンル開催になっており、lockは200人くらい人がいた。

Hook upというイベントはサークルを8つとかなんとかそんくらいに分けて、

ジャッジがそれぞれ一人だけ通過者を選ぶ。残ったやつらで2次予選をし、同じような流れを経てなんだかんだを経て優勝者が決まるというシステムである。

つまり何が言いたいかというと頑張ればなんだか評価してもらえるような形式ではない。みんなが“つぶやき”を投稿する治安の悪いSNSで繰り広げられる某社長のお金配りと同じで運ゲーの要素を大きく含むものであった。

この形式はいつも緊張する。少しでも伝説を残したかった俺はいろいろ考えたが、そんなときに俺の前に踊るのが名古屋のゼベさんだと言うことがわかった。

それを知った時の俺

ゼベさんが踊り終わった瞬間のエネルギーをそのまま俺のムーブに使わせてもらうことにしよう。
科学の世界には「エネルギー保存の法則」というものがある。
俺の踊るエネルギーだけでなく、ゼベさんが踊ったエネルギーと合わせて踊れば完璧である。
俺はジャンプの漫画「Dr.STONE」を読んでいたことに大いに感謝した。

自分のサークルで出番がきて、ゼベさんが踊り終わった瞬間に行ったろうと思い、待ち構えていた。
この直後、人生は思い通りにはいかないと言うことを俺は思い知ることになる。

後半に続く

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