テレビ業界に物申している人たちに思うこと
今回の投稿は、特にテレビ業界に所属する人に肩を持つ意図はありませんし、その逆に非難するつもりもありません。
最近、YouTubeを始めたのでより気になるのですが、YouTuberの中には、
「テレビ考察」
を専門にされている方々がいます。
彼らはどれも元放送作家や元テレビディレクターなど、現場に携わっていた方々で、それぞれのチャンネルで業界の裏話とか過剰演出、奇妙な慣習などをネタにされているのですが、これにちょっと思うことがあって。
件のYouTuberさんたちは、たとえば、
「タレントのワイプ芸は要らない」
とか
「◯◯◯がやらせ」
とか
「◯◯◯報道の闇」
とか、酷いものだと、
「枕営業がうんぬん」
とか、いろいろ語っていらっしゃるのですが、正直、自分が現役で業界に携わっているから業界の方を擁護したいわけではなく、見ていて気分の良いものではないな、と僕は思ってしまいます。
彼らの動画でも、主張内容によっては正しいと思えることもあるし、一理あるものも多いのですが、なんでしょう。
すごく、「怨念」みたいなものを感じてしまうんです。
僕も業界に入りたてのころは、色々とテレビ業界に不平不満はありましたし、今も
「こういうところは直したほうがいい」
と思う点はあります。
ただ、その方々が動画にしている内容ほど業界は汚いものでは“ない”、というのもまた、真なんですよね。
頑張ったタレントさんやスタッフはしっかりその恩恵に預かれるし、そもそも成果を出すまでには苦労を強いられます。
スタッフより出役のタレントのほうが競争は何倍も激しいし、テレビ番組のレギュラーとして局のスタジオに毎週呼ばれるだけで、かなりすごいことなんです。
才能も居るし、努力も要る。
彼らも元業界人なら、それをわかっているはずなのに、ときに陰謀論めいたメディア批判をするのは、おそらく業界に未練や遺恨があるのでしょうが、ちょっと行儀がよろしくないな、と思います。
もっと問題なのは、そのようなチャンネルに多くの登録者がおり、動画がかなりの再生数を獲得していること。
これは別に嫉妬とかではなく、むしろ心配しています。
それは、業界の闇だけでなく、そういうヘイトを吐き出しているような動画を見過ぎてしまうと精神に悪影響が出るし、頭が陰謀論が染まってしまう可能性があるから。
日頃の鬱憤ばらしの意図もあるでしょうからあまり責めたくはないけれど、そのチャンネルにコメントしたりして不平を上げ続けても、人生は好転しない。
「儲かるのは動画を作っているそのYouTuberだけ」
「あなたのヘイトを吸って彼らは生きている」
というのを肝に銘じたほうがいいかな、と僕は思います。
辛辣な物言いになり、気分を害された方がいたら申し訳ありませんが、なるべくハッピーな動画やnote記事が人気をとってほしいな、と切に願います。
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読んで頂き誠に有り難う御座います! 虐げられ、孤独に苦しむ皆様が少しでも救われればと思い、物語にその想いを込めております。よければ皆様の媒体でご紹介ください。