【どっち派ですか?】お金を使う派か?貯める派か?
人とお金の話をするときも、人からお金の話をされるときも、YouTubeなどの動画でも、ある人は、お金持ちになりたいなら、
「貯金なんてするな」
と言い、またある人は、
「しっかり貯金しましょう」
と言いますよね。
どちらの派閥の方も論理立ててそう主張されているので、双方の意見を聞くと、一体、どちらを参考にすべきかわからなくなってしまいます。
多分、どっちも正しいのではないかと僕は思います。
人生には、「お金を貯めるフェーズ」と「お金を使うフェーズ」があると思っていて、それがいつ訪れるかは人によって違う。
要はバランスが大事なのかと思いますが、「使う」派か「貯める」派か、おおよその傾向はあると思います。
その上で考えてみたのですが、僕はどちらの派閥に属しているかというと……
「貯める」派
です。
学生時代、特に大学時代は「使う」派でした。
本当に、4年間、全く貯金なんてしていなかった。
当時、京都で一人暮らしをしており、奨学金と親からの仕送りで、いわば何もしなくてもお金が入ってくる状態だったため、これは褒められることではありませんが、お金があることの有り難みがわかっていなかった。
当時、自主制作映画を撮っていたので、それに多くのお金を使っていました。
これはこれで今の仕事につながっているので、投資してくれたものをしっかり役立てたことになりますが、他にも高めの服を買ってしまったりとか、今なら絶対にしない使い方もしてしまっていた。
それが大学院を出て、働き始めてからは、急に「貯める」派になりました。
仕事をしてお金を稼ぐことがいかに大変かわかったから、というわけではなく、なんでしょう。
「貯めることが楽しい」
と思うようになったんですよね。
仕事をして、通帳の数字が増えていく、あの感覚に喜びを見出すようになったんです。
ここからだいぶ、自分の興味やライフスタイルが変化していったように感じます。無くてもいいものは買わず、普段はお金を貯める。
その一方で、必要なものには一気にお金を使う。
このような形になりました。
ここから思うことって、「使う」派か「貯める」派かって、本人のその時の状況やどんなことに興味があるかによるということです。
「使う」派の人が、誰かに言われたことで「貯める」派になる必要はない。
というかそれは、自発的な動機がない限り無理だと思う。
結局、使ってしまうと思うんです。そして、その逆も然り。
それよりも、自分は「使う」派ならそれなりの人生の楽しみ方を、「貯める」派もその習慣に応じた人生の楽しみ方を見つけることを意識した方が良いと思います。
お金は結局、「幸福」と強い関係にある。
各々がストレスなく付き合える方法を見つけるのが一番良いのではないでしょうか。
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