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【読書感想】ほどよく距離を置きなさい

94歳の弁護士が説く、
こんな時代だからこそ、知っておいてほしい
人との「距離感」のはなし。

結論、自分にとっての快適な距離を保ちましょう

何事においても距離感って大事だと思う。

自分の中で他人をコントロールしたいとか、

イライラしたり怒りの感情が湧きあがってきたときには、その人との距離感が近過ぎるのかもって思うようにしてる。

結局したことってその人に返ってくるわけだし、

責任を取るのはその人だしって思うようにしてる。

弁護士を長年されていて、人間関係のもつれを近くで見てきた経験を書いたこの本は人生を少し楽に生きるヒントが詰まっている気がする。

悩みの渦中に自分を置いてしまうと思考が固まり、解決策から遠のく。

人に「話す」ことで、問題から自分を「離して」、悩みを「手放す」ことがとても大事なことだと感じた。

誰かに悩みを聞いてもらっている時点で気分がスッキリすることって往々にある。もちろん、否定的な事を言ってくる人には相談しないことが重要。

私が友人の相談に乗る時に気を付けていることは、

余計なことを言わない

本人の中にはすでに答えがあるので、友人の話を聞きながらその答えを見つけ出して背中を押す。

これだけいい。

正しさの追求は解決を生まない ~正しさとは人の数だけ存在する~

相手にある正しさを否定するんじゃなくて、

なるほどあなたはこう思うのね、って受け流すことが出来たら、

もっと人に優しくなれる気がした。

自分にも他人にも優しくなるには、距離感が大事。



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