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【出産】おどしている訳ではないのよ(苦笑)ー其の3ー

切腹!

※あくまでも個人の体験談です。
 ただ、これを話すと『まだ自分はマシだったわ』と、安心(?)
 してくれる方もいるので、長くなりますが書きます。

・入院4日目

「殺してくれーーーっ!!」と叫びながら、気絶してをくりかえした夜を何とかやり過ごし、朝の健診。

ここでも子宮口が4cmぐらいしか開いていない。。
もう、ダメだ……何も考えられない……

ここで、破水してから時間が経っているので、赤ちゃんに感染症の恐れがあるから帝王切開に切り替えましょう。
と、話がやっと進んだ!!
そう、破水は前日のお昼過ぎにしていたのです。
それでもお産が進まず、最悪の一晩を過ごすことに。。

もうヨレヨレのところに、帝王切開は医療行為になるので本人の同意が必要とサインを求められるが、手術の話も理解できない。
変わらず激しいお腹の痛みが襲っているのです。
痛みの波が引いたら気絶か朦朧として脱力。
そんな自分に判断力なんてありません。
2日も何も食べてないし、何もかもが限界!

そんな中、旦那は「どう(帝王切開にするのか)したいのか、自分で考えて」と、一言。

この苦しんでいる時に丸投げかよ💢とまあ、今でも根に持っております。

赤ちゃんの健康にも関わってくるのだから、「帝王切開にして貰おうか」と、背中を押して貰いたかった。

もう勘弁してくださいと帝王切開にして欲しい旨を何とか伝えると、直ぐは切れないから午後まで待ってと言われる。
この時には絶望……まだ、この苦しみに半日も耐えないといけないのかと……
でも、少し気持ちが楽になりましたが、相変わらず苦しさからは逃れていない。
トイレに行くにも点滴を引きずりながら、痛みが来ると廊下に倒れこんでうずくまってしまう。という記憶しか残ってないですね。

自然分娩は医療行為に当たらないから、帝王切開(計画も含む)にするには、何らかの要因がないとできないらしく、ひとり目の頃は、切り替えるのに色々とハードルが高かったようです。今でもそうなのかな?

で、やっと昼過ぎに手術室へ運ばれるのですが、一応、緊急手術ということで手術待ちの患者さんの横通ってを運ばれるのですが、痛みの度み凄い唸り声をあげていたので、病気で手術待ちと思われる年配の男性に「おいおい、大丈夫か!」と、声を掛けられてしまった。

麻酔が効いてからやっと、痛みと苦しさから開放!
麻酔って、凄いですね……でもリスクもありそうだけど、今はこの心地よさで休みたい。。

部分麻酔でしたが、首から下は動かず、正にまな板の上の鯉状態。
メスが入ってから10分ぐらいで赤子が出てきました!
はじめての対面に嬉しくて、昨晩の事なんかどっか行って声を掛けていましたね。

……あの時が一番、楽で幸せだった……

麻酔が切れた後や授乳に行くたびに異変があるとは考えもおよばなかったですよ。

それは、また別のお話。。

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