「歌」の普遍が殺された時


等身大という身の丈を他人と合わせていく大人になっていくという自己に対する批評を始めて行くにあたっていじらしい〜自分

醜いという自分に対する妥協点を探り当てる思春期特有の自己嫌悪

やがて大人になるにつれ順応していくための歌 それをみつける青年期 当たり前がいい 尺度に合った歌がいい 共感がいい 既に批評されてるものがいい

皆が責めている奴を虐めればクラスにおいても政治においても楽

ロックは死んだ

というよりオリコンチャートに殺されている

レーベルに殺されている

その返り血は金になる しかし勝新太郎の殺陣よりは全然お金にはならない

夢見がちな音楽家はここにきて虚構の人生をおくっているような嘘臭いただ何時の時代もそうだが特に今にきて日本 ロックミュージックが反抗の音楽として機能していない それに不満を感じる

フェイクがそれっぽいことを言って思春期青年期の 学業しかできなかった或いは一昔前の教養芸術しかしらないような中途半端な層に訴えかける

見た目エモボーイ サビで急激にJ−POP化 ひたすらダパンプオブチンチン 睾丸ボーイズ的 そうしかみえない キノコ帝国だって陰茎じゃないか?チャットライブモンチーも若くない

ゲスの極みでメンバー全員ペニスバンド装着そういうの?こんなにピュアな自分を売り物にしているジャパニーズロックに下品さすら感じる

80年代の過激なシーンは沈み 音楽でなく(歌)が死んでいる コード理論がどうとか そういう問題でなく

例えばロキノン すっかりロックは日本の音楽として馴染み租借しやすいように 毒にも薬にもならないダサ坊ブス女の崇高でいて等身大な身近な存在となった

一方アンダーグラウンドは過去の良かった時代の思想やパフォーマンスに習えば良しとしてしまっている感がある 音楽で認められたいといったような中々な野望をもった若者も過去の模倣に習いそれに満足してるきらいがあるそれはロックミュージックに限ったことではないかつてのパンクやニューウエイブなど細かくジャンルをくぎってもいえたことだその偉大さの尊敬を破壊して新しいものを創るというのがアートだ60年代でいえばヴェルヴェッツのようなバンドのまねごとをした長髪は東京にいけばころがっているそして打ち上げの酒で濁してその事実を誤摩化すのはいかがなものだろうか?

私は先輩の音楽家に今までのキャリアを捨てろとはいわない 現場で培った歌い継ぎ引き継いできた価値 そして温故知新という言葉があるが古きを知らずこれが最新だ!と言える訳がない素人は素人 当然だが技術は在れば在る程良い

実際メジャーはインディーズの勢いを否定できるのだろうか無限の金と株ではなく「歌」例えば自給自足だって電気に変わる発明

原発反対派は電力とこの国が負った負債をどうやっておぎなうと考えているのだろうか 水が電力を補える発明があるとしてそれを発表したら倒産する大企業がある株が暴落する企業がある つまり世界は金で動いているということだニューワールドオーダーだ権力に飢えてる奴らがこの国やよその国でトップにいる原発はこの国の重要すぎる問題だが実際実感しないとわからないのが市民というものなのです 彼らには福島の津波で亡くなり今もまだ死体があがってこずそれでも諦めず復旧に尽くしている人達の強さを学んだほうがいい

イギリスでアークティックモンキーズという私が高校生くらいに出て来たバンドですがネットでデモをアップしてそこからヒットを飛ばした バンドキャンプのようなネームユアプライスの先駆けにレディオヘッドが投げ銭形式でネットを使いアルバム「インレインボウズ」を売り上げた トムヨークは日本じゃ違法ダウンロードのメッカのトレントでソロアルバムを販売した

そういう勢いは日本にもきているただ日本人は甘いのが好きなので洒落乙ネット戦略って感じでまだまだこれからだと思うのだが 自分がレーベルをやっているのはネオ オルタナティブという主義を掲げ始めたものだった

面白い話しがあるデスグリップスというグループがメジャーから抜けた話し

NYハードコアパンクバンドのヘラのドラムをやっていた男がマッチョで攻撃的な洗練とは無縁の野獣のような黒人をMCに迎えデスグリップスというユニットを結成しメジャーデビュー!しかしなぜか二人は公式サイトに陰茎にデスグリップスと描かれた最悪なジャケットでアルバムを無料ダウンロードできるようにした これによりデビューアルバムで契約は打ち切り フェスで抗議の手紙を送って来たファンのその手紙をドラムセットの上に置きカメラが映された状態でフェスをボイコット半暴動状態になった

その後ビョークをコーラスに迎えたニガーズオンザムーンをサウンドクラウドで無料配信活動休止・・ 他にも彼らのアルバムはいくつか存在しほぼタダ タワレコとかにも売っている

時代を変えて移りいくレベルミュージック 私は反抗の音楽が好きだ

始めて好きになったのはマリリンマンソン リンプ KORN エミネム

特にマンソンが好きで69歳になったボウイ バウハウス アリスクーパー それからロックが大好きになり60年代〜70年代(プログレとかもどっぷり。。)80年代(スターリンをきっかけに昔の日本はすごかったのだとノイズやハードコアニューウエイブを追う)ノイバウテン スミス 90年代が一番好きです個人的に電気 ニルヴァーナレディオヘッド2000年代後半からリアルタイムまだニュースサイトとかないのでロキノン洋楽パンク名盤特集購入衝撃!!DIRがやばくなってきたのもこのころ今はまたポストパンクとかニューウエイブが流行ってますね

エンドン 狂うクルーもこの時期

自分でも曲をつくるようになりテクノエレクトロニカブレイクコアにハマり ヒップホップのブルーハーブや降神 MSCなど自分のことを歌っている日本人がいるのだとおもいその過激さと深い詩性にとても救われました今や洋楽邦楽問わずヒップホップジャンキー もう不良が聴く音楽だというような考えはなくなりましたね レベルミュージックであり嘘偽りない心情そして言語の詩を音楽に乗せるという意味での最上級ここに自分の行く道が見つかったと思う次第最初からそうだったのです

結構前から暖めているのですが不思議な庭は歌もののコンピレーションを創る計画があります

それは私の目指す処のアマチュアリズムを超越して異端と普遍が同居した最高の芸術作品になるものでないといけないと思っています

昨今のロックバンドとそれをとりまくカルチャーについて語ってみました

真に共感し自らの実力に自信のある人誰でも不思議な庭を通してコラボレーションしましょう!派閥なんて忘れてください そんなことに捕われていたら芸術においての革命など起きないのです 奇抜を装うのは辛いですが簡単です 大切なのは内からこみ上げてくる普遍の感情やエネルギーそれは先ほど述べました怒りだけではなく愛にも存在するのです

その愛は相手にとって必要なのか?自分を満たす それだけでは愛は笑いません 死ぬまで真摯に生きたい 人にはそれぞれその人なりの生き方があって自分の尺度だけでなく色んな目をもたないと日本人が戦後染み付かせてきた道徳観や美徳は消えていく一方です歌がもっている普遍に私は注目しています インストのエレクトロニカを中心に創っているスクエアプッシャーは最高にかっこいいです 日本人には真似の出来ない新作でみせた狂気のプログラミングと去年のパフォーマンス観に行きました 最高でした

だけど人間であるということ脳が他の動物より遥かに豊かな我々は目のやり場に困る程娯楽を発見してきました 語り尽くせない程人間という動物に生まれて来たカルマは大きいです 言語があるそしてこの国だけの言葉これでやりとりしている これをイヤホンで音楽に合わせて歌ってみるすると不思議なことにこの国の音楽は歌が主流なのですこれは事実であって言葉の違う音楽を聴いても感動しますが何故こんなにも日本語は我々を魅了するかその美を追求していきたいと思いますどうかよろしくお願いします 勿論サウンドの面においても美を追求しますそれは色々な直感が含まれていると感じます長くなりました

最後に・・デイヴィッドボウイ69歳になっても最高の音楽をありがとう!!

追悼の詩を


永遠が存在するなら

彼方の星に乗って

歌とギターで

宇宙へ行って

奏でてみたいのは

口笛で十分だったかもね

沈黙しか宇宙にはないならアンプにギターをぶち込め

心に光を力に優しさを 花に水を 当たり前のことをしながら

あなたはずっと星のまま

安らかにボウイ・・・

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