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社会に出てから使える数学

こんにちは。

認定眼鏡士としてメガネ屋で働きながら、えんぴつ彫刻家、趣味でおうちバーテンダーをしている高橋雅人です。

今日は「社会に出てから使える数学」という話をしたいと思います。

考える事が好きだった学生時代

ボクは学生時代、数学が大好きでした。

文系の数学好きって少なかったから、当時も結構得したような気がします。

何で好きなのか、考えてみると、たぶん答えを見つけるのが楽しかったからだと思うんです。その答えの出し方も、一生懸命考えれば出てくるんですよね、数学って。逆に暗記は大の苦手。ものを覚えるのが不得意だったんです。考える事の方が好き、これは今でも同じですね!

たぶん好きだった理由はこんな事だと思うんですが、実は今、社会に出てからこの「数学」がものすごく役に立ってるんです。

計算方法ではなく考え方

今になって「計算をしてください」と言われると、ボクもさすがに答えを導き出すのはとてもツライと思います。

では何が活かせてるのか?

それが、数学の考え方なんです。

今日お話したいのは「因数分解」と「証明」についてです。

社会に出てから使える「因数分解」

因数分解は長くてややこしい問題を、シンプルに短くするもの。

そうなんです。この長くてややこしいものこそ「目標」であり、それを簡単にしてくれるのが因数分解の考え方になります。たとえば、

「一人前の社会人になる」という目標を掲げたとします。あまりにも、ほわっとしていて、何からしていいか、全く分からない。そんな時にこの目標を分解してみるんです。

しかも、社会に出てからは全てを自分で導き出す必要がない。要は答えを見ながら問題を解いて行くことが許されてる。この答えはこの場合、自分が尊敬している先輩は何をしているか?でしょうね!

尊敬する先輩がしている事を分解すると「デスクがきれい」「頼まれた仕事はすぐ終わらせる」「定時にはスパッと帰る」「朝、必ず一杯のコーヒーを飲む」など、関係ありそうな事からあまり意味の無さそうなものまで、たくさん見つかると思います。

ここで気を付けなければならないのが「この先輩になりたいわけじゃない」ということ。というか、それは無理です。自分は自分、エッセンスを教えてもらうための方法だ、という事は理解した上で因数分解をした方がいいと思います。

物事を簡単にするために分解する。この思考は息詰まらないようにするために結構使える考え方だと思います。

社会に出てから使える「証明」

数学における証明はたしかこんな感じだったと思います。

A=B、B=CならばA=C

これの何が活かせるのか?その方法はボクがみる限り2つあります。一つは「Bをすっぽかす」もう一つは「逆もまた然り」です。

「Bをすっぽかす」とはこの答えのまま。A=Cなんですよ。真面目に進んで行くとA=B、B=C、 A=Cと3つの問題を解いていかなければなりません。置き換えれば経験を積んでいかなければならない。でもAができればCはできるわけです。細かいクオリティを求めたらBも重要だと思いますが、早くステージアップしたい場合はこの考え方はアリだと思います。

「逆もまたしかり」これはボクが実際にやってみたことでお話ししますね。

2年前の夏から僕はえんぴつ彫刻に出会いました。2ヶ月くらい続けるうちに、このままアーティストになったら面白いな、って思ったんです。

でもアーティストになるには周りから評価されて、色んな賞をとって、やっと認められるんだろうな〜、という漠然としたイメージがあったんですね。でも、悔しいじゃないですか、面白いと思った事ができないのって。

だから考えたんですよ、アーティストって何してるかな?そこで出たのが「個展」でした。じゃあ、個展をしたらアーティストになれるんじゃない!?

さっき話した証明の話で行くとA=CならばC=Aといったイメージ。

ただやるのも面白くないから1年で個展を開いちゃおう!!と、開催した結果、冗談でも「先生」と呼んでくれる人が現れたり、地元の有名な彫刻家の先生が褒めてたよ、と又聞きしたり、新聞・テレビでえんぴつ彫刻家として取り上げてもらったり、そこそこアーティストな雰囲気になってきました。

えんぴつ彫刻に興味がある人は #えんぴつ彫刻家への道 で検索してみて下さい♪喜びます!!

数学は計算をする事だけに焦点を当てると、どうしても社会に出てから役に立ちにくい、という印象を持ってしまいがちですが、間違いなく、ボクはこういった数学思考のおかげで色んな課題と向き合うことができました。

こうゆう捉え方も、結構面白いんじゃないかなって思います♪

このnoteでは僕自身が経験したことや、感じたこと、考えて気付いたことを中心に話していこうと思います。

一人でも気持ちが軽くなる人がいますように。

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