「第2子育休復帰」の準備を振り返る【その2】いざ面談!
前回のnoteでは、2回目の育休復帰後の私のありたい姿をイメージするところまで、子どもと仕事に分けて紹介しました。
「ありたい姿」を描いたので、今回のnoteでは、いざ、その実現に向けて何をしたかを見ていきますね。
ありたい姿は自分で思っているだけでは、もちろん実現しません。
言語化/見える化していく必要があります。
具体的には、①書く、②伝えることとなります。
私の場合は、総務人事部と直属の上司が見ることを前提に、復帰に向けてA4サイズ2枚ほどの資料を用意し、メールで面談の申し込みをしました。その後、実際に会社を訪れ、直属上司と面談しました。このnoteを書いていて思ったのですが、転職・就職活動は似ていますね。
復帰前の資料は職務経歴書だ?!
転職に近いということで、内容は職務経歴書と類似しています。書いた項目はこのような感じです。
【家族と私】
子どもが何歳かや健康状態などを書くことは、復帰に向けた「地ならし」の位置づけです。
子どもが健康であることを伝えて安心してもらうのが目的でした。実は私の場合は生まれた後で息子に割と大きな病気が見つかって、そのことも伝えていたので、ほぼ問題ないことを共有しました。
また、読む側が子育て経験者なら、月齢が分かると家庭の大変さ具合などもイメージしてもらえる可能性があると思います。私の場合は上司は未婚で、その期待はできないかったですが、今後子どもが育つ中で、仕事と家庭の両立について相談する際の前振りとして、子どもの名前や性格などを記しておきました。
ちなみに、正直月日が経つと人の子の月齢などなど忘れちゃうので、書いたからと言って覚えてくれているとあまり期待はしない方がいいと思います。
また、育休中のことについては、何か学んだことなどあれば書いておくと良いと思います。
私の場合は育休中に入ったコミュニティ活動のことや、ストレングスファインダーのことなどを書きました。
【仕事】
一緒に仕事をしてきた上司でも、案外、自分がしてきた仕事は忘れている可能性があります。引継ぎがうまくいっていればいるほど、現体制になじんで忘れてしまっているでしょう! これは悲しくもありますが、いいことです。割り切って、新体制で自分が何ができるかにフォーカスしました。
自分が思うほど、人は他人のことを覚えていない(いいことも悪いことも)。この前提で、自分ができる仕事として育休前の仕事をリストアップ。更に前のnoteで書いた復帰後のありたいイメージにあう仕事を提案していきました。
意識したのは、自分がやりたいことと、相手に求められていることをうまく組み合わせながら書くことです。
【今後に向けて(勤務形態や残業、病児対応)】
「時短はなし。延長保育でフルタイム。こどもが病気になってお迎えの時は、家族と調整します。また、病児保育も使っていきます。既に登録済みです。」
こうして、コミットメントできれば会社としては安心ですよね。
ただ、実際私はこのような働き方はできない(しないと決めた)ので、そこを理解してもらうことが必要でした。そういう意味では、私にとっては、この部分はいいにくいことをちゃんと伝えることがかなり重要だと思っています。
働き方について、事実ベースでフラットに伝えた上で、仕事にも前向きに取り組むことと、その中で家庭で調整できることと、仕事でどう工夫するつもりかを伝えることを心掛けました。
私の場合は、時間の面では家庭を重視すると決めていたので、その中で仕事について積極的であることを感じてもらえるような、ポジティブさが醸し出されることを文章で工夫しました。
いざ、面談!
2月上旬に復職後面談を依頼し、2月末に部長(育休前の直属上司で課長)面談をしました。ちなみに、会社では復職2カ月前に復職面談をすることになっていることを連絡をして初めて知りました。私の会社は中小企業で、まだまだ育休に入る前のサポート体制が整っているとは言い難いです。(2か月前にやることになっていると若干責められた!そんな聞いていませーーん!)
面談の目的とフォーカスポイント
もちろん自分以外のメンバーや会社の状況の確認もしました。
1回目の育休復帰時は、彼は直属の上長ではなく隣の課の課長でした。そして、彼の部下として育休復帰するのは私が初めて。私の方が育休復帰について詳しいので、私が安心するというより、安心してもらえたのではないかと思います。と言っても、私は子どもがいて既に働いていたので、それほど心配はしていなかったとも思います。
二人目の育休に入ったとき、長女は5歳。病気で突然休むことが少なくなってきた年齢。また、時短をしていたわけではないので、変わる部分はしっかりとくぎを打っておきました。ちなみに、中小企業で周りに育休者が少ないのはサポートを得られにくいデメリットがありますが、自分のやり方で主導権を握れるメリットがあると思います。
こうしたことをした結果、2回目の育休はモヤモヤすることもなく、いいスタートを切れたと思います。と言っても、1回目の育休と同じく、ログイン方法や各種申請方法を忘れていることもあって、細々とブランクを感じました。もちろん育休に入る前にメモっておけばいいのですが、まあ、最初はそんなものだよねくらいにゆるーく入るっていいと思います。
以上、3回連続で1回目の育休復帰と2回目の育休復帰を振り返ってみました。2回の復帰は準備が違うのですが、それ以上に育休に入る前の仕事の取り組み方なども違いました。実は育休復帰後の満足度は産休に入る前の仕事の向き合い方なども大きく影響していると思っているので、今後そちらも書いてみたいと思います。
すこしでも、育休復帰を控えるあなたの参考になったら嬉しいです。
今日があなたにとっていい日になりますように!
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