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2つのオンライン合宿からこれからの学びを考えた~覚書き~

はじめての家で1人のゴールデンウィーク

ゴールデンウィークは、ほぼ毎年、どこかに出かけていたと思う。
一人だったり、誰かとだったりはいろいろだけれど、何かしらの新しい人・場所・もの・こととの出会いがある期間だった。
ところが、今年は外出自粛が呼びかけられる状況の中で、4月上旬時点で予定していた旅行も中止になり、家で一人過ごすことになった。
1か月前にして、5日間の予定は白紙。このままじゃ寂しいし、だらだらしすぎて終わった時に何してたんだろうと後悔するんじゃないか。そんな気持ちで予定を立て直すことにした。

興味のあったNVCのオンライン合宿に参加を決める

NVC=Non Violent Communication(非暴力コミュニケーション、もしくは共感コミュニケーション)の存在は数年前から知っていた。
昨年は職場での対話のきっかけにと、同僚が共感サークルというNVCのワークをとり入れてくれたことで、それぞれのメンバーの大事にしていることを改めて知ることができた感覚があって、これはいいなと思っていたものの、それ以上に自分が学ぶ機会は作れていなかった。
今回のコロナ禍で、自分が本当は何を望んでいるのか、何を必要としているのかが見えなくなってきている感覚はあって、何とかしたいなと思っていたタイミングでgreenzのオンラインクラスの告知を見て、今こそ必要かもすぐに申し込んだのだった。

学びの仲間を集めてオンライン合宿をすることに

一方で、自分の中にあるものをアウトプットしたい気持ちもあった。
特に最近仕事でウェルビーイングについて調べていて、海外の大学のオンライン講座も登録したものの、そのままになっていた。
これはアウトプットする機会がないと取り組めなさそうだなと思い、Facebookで「オンラインで自由探究合宿やりませんか」と呼びかけたところ、何人かの友人が反応してくれてそれぞれが自由探究する形での合宿をやってみることにしたのだった。

2つのオンライン合宿の比較

それぞれの概要をまとめると、こんな感じになる。

2つのオンライン合宿の比較

そもそもの場に対する意図が違うので、当然中身が違ってくる。

学び手である自分が何を感じるのかという5日間の実験

今現在、折り返しの3日目が終了して、学び手としてそれぞれで得ているものが違う感じがある。NVC的に言うと、それによって満たされているニーズも共通するものもあれば違うものもある。(今回の場合、参加者との関係性の違いも影響しているとは思う。)

◆スタディホールオンライン
・自分の興味・関心の中になかった分野に触れられる。
・それぞれのテーマが混ざり合って新たなひらめきが得られる。
・そこから自分の中に潜在的にあったアンテナに気付いたりもする。
・テーマを持つことで、日常で触れる情報とテーマがつながっていく。
・外の情報から自分に気付く感じで、アウトプットを意識することで、自分の思考が進む。

→満たされているニーズ:多様性、コミュニケーション、つながり、理解、楽しみ、気楽さ、安心、仲間、目的、表現、発見、高め合うこと、インスピレーション、学び、尊重・リスペクト、参加、自由、自発性、選択、信頼
◆NVC入門クラス
・同じ知識を学んで、実践しながら、気付きを共有できる。
・前提(グランドルールなど)を共有しているので、安心して話ができる関係性がある。
・毎日決められた時間があるので、一定のペースで進んでいける。
・自分の中に触れて自己理解が進んだり、自分の物の見方が変わる感じ。

→満たされているニーズ:あたたかさ、思いやり、コミュニティ、尊重・リスペクト、理解、仲間、居場所、存在・在ること、表現、分かち合うこと、嘆くこと、きいてもらえること、学び、探求、発見

共通して満たされているニーズは、尊重・リスペクト、理解、仲間、表現、発見、学び。これらは、私が学びにおいてそれを大事にしているということでもあるのかもしれない。

今回はあまりやっていないが、オンデマンドの動画配信を見ることによる学びや、非同期での課題のやりとりなどの学びの形もとりうる。
オンラインでの学びと一言で言っても、目指す学びによって、適切な形は違うのだ。
そして、きっとそれは組み合わせることで相乗効果を出すことができるのではないだろうか。全日程を終えたら改めて整理したいと思う。

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