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日向坂と百合が好きなレズビアンがドラマ『あやひろ』にハマった話

彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる、通称『あやひろ』。
周りから好かれる弘子先輩のように魅力的で、彩香ちゃんの弘子先輩への想いのように真っすぐで。わたしはそんなドラマ『あやひろ』に魅せられてしまった。
この記事はわたしが心ゆくまであやひろの感想を書きまくる、ただそれだけなので、めちゃめちゃ物好きの方がもしいらっしゃれば読んでほしい……

その前に。
タイトルにもあるようにわたしは日向坂46(彩香ちゃん役の加藤史帆ちゃんの所属グループ)のファンであり、百合好きであり、レズビアンでもある。好きな人と好きなものが合わさって、嫌いになるわけないのでは…?と思われるかもしれないが、むしろその反対で、期待度が上がる分、失望した時のショックも大きいはず。

そんなハードルを何なりと超えてきたあやひろ。ここから本当にわたしがあやひろについて語るだけのど~でもいいパートに入る。(そもそもこの記事自体ど~でもいいのだ。)

では早速…あやひろの素敵ポイントを大きく2つにわけて紹介する。
まずは、ラブコメとしての完成度の高さである。恋愛のれの字も通ってこなかった女の子が、職場の上司に片思いするも、想いは簡単には伝わらず。そんな過程を時には笑って、時にはキュンとして、時には苦しくなりながら見ることができる(わたし的に3話あたりが一番コメディ要素が濃くて好き)。ある意味ベタではあるかもしれないが、これまでレズビアンがここまで感情移入して見ることができたドラマがあっただろうか。

ということで2つ目の素敵ポイント。ただの『百合』ドラマでは終わらないということである。ドラマに実際のレズビアンが出演していたり、セクシュアルマイノリティ向けアプリとのコラボイベントが行われていたり。そして何より、ドラマの中のキャラクターがしっかり『レズビアン』として描かれていたり(弘子先輩)、むしろ女性として女性が好きでも、無理に自分を『レズビアン』だとタグ付けしなくてもよい、というメッセージを感じられたりもする(彩香ちゃん)。さらには、弘子先輩や彩香ちゃんへの周りからの視線が、6話で描かれたように以前は冷ややかであったが、7話のように今は『時代が変わった』(ただし蓋を開けてみれば、マジョリティ側はそこまで変わっているわけではない)というのも、当事者のわたしからすると、あまりにもリアルに感じられた(そして、そんな「百合やBL好きだよ」、「今は多様性だよね」みたいな言葉たちが何の慰めにもなっていないことに、マジョリティの人たちが気付いてくれたらな…)。と、少し真面目なことを書いたけど、普通に『無自覚なノンケに振り回される』の、あるあるすぎるでしょ~~~!!!(滝涙)

と、ここまでドラマあやひろについて拙い文を書いたが、わたしは本当にあやひろに救われたし、こんなドラマを生きている間に見ることができて本当に感謝している。そしてこれからも、『レズビアン』が可視化されて、それでいて死なないでちゃんと生きてくれて、『女同士だから』禁断とか、逆に美しいとか尊いとか言われずにその辺で生活していて、ラブラブイチャイチャするけど変に成人男性向けみたいな雰囲気にならない……あやひろみたいな百合ドラマがもっと増えますように!


(ピンクと白が好きなだけだが意図せずあやひろネイルみたいになっていたので見て~!
かわいい~~~!!!)(伸びてるのは気にしないで~~~泣)

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